VR認知症体験

7月12日(火)

3年選択「生活と福祉」では、いわき市役所地域包括ケア推進課様の出前講座が行われました。

講師は、認知症地域支援推進員の佐久間花菜様です。

認知症の方が実際にどのような世界で生きているかをVR(バーチャルリアリティ)体験することで、共感できるようにしようというのが今回の講座の目的です。

私もVR初体験をさせていただきました。

体験前は疑念を抱いておりましたが、360°仮想空間が広がり、認知症の方が見ている世界をリアルに味わうことができました。

レビー小体病による「幻視」を体験中。

VRゴーグルとヘッドフォンにより、仮想現実の世界に引き込まれています。

今回の授業を受けた生徒たちは、実際に認知症の方と接する際に共感を持ち、安心感を与えられるような接し方ができることと思います。

また、講義の中で知識・経験による「無意識の決めつけ」というお話がありました。

私たちも経験による決めつけではなく、人の話をよく聴き寄り添う対応ができる人間になりたいものです。

大変勉強になりました。