未来への一歩・・・

11月26日(木)、明日の生徒会役員選挙に向けて、登校する生徒たちへ、投票を呼びかける姿が目に入りました。

今回、いくつかの役職で定員以上の立候補者が届出を出しました。それぞれが公約を掲げ、明日の勿来高校を創り上げていこうと、意欲に燃えています。

ある人は挨拶運動の活性化や魅力ある学校行事の企画運営を掲げます。またある人はボランティア活動の充実を訴えます。

さらに「楽しさ」と「規律」両方を備える学校づくりに邁進したいと決意を主張する人もいます。

 

近年、各種選挙の投票率が低いことが問題視されています。背景の1つに、若者の政治的無関心があるといわれます。

選挙権有資格者の年齢が18歳に引き下げられたのをきっかけに、学校でも主権者教育が進められています。

 

今回の生徒会役員選挙はその政治を身近に体験する第一歩です。立候補しようとすれば社会を真剣に見つめ直します。何が課題か、どう解決すれ良いのか、そのために何が必要かと。

確かに君たちの1票で、明日から180°違った世界は訪れません。しかし、政治的な活動を通して、関心をもつことができます。

そんな子どもたちがたくさんいれば、きっと社会は君たちが思い描く将来像に向かって歩んでいくことでしょう。

未来は君たちにしか体験できません。君たちが主役です。だから・・・大切にして下さい。先人が勝ち取った参政権を。