カテゴリ:学校行事

離任式

3月30日(木)

昨日、42名の令和5年度入学予定者と保護者を対象に新入生オリエンテーションを行いました。

今シーズンは全国的に桜の開花が早く、一足早く新入生を歓迎していました。

 

一方、本日は離任式。

まさに出会いと別れの季節です。

3年担任が両名とも異動することから多くの卒業生が駆けつけてくれました。

勿来高校でどれだけ先生方に面倒を見てもらっていたか、卒業生たちはちゃんと分かっているようです。

先生方もうれしそうでした。

退職・転出を合わせ6名の離任者が一人ひとり最後の挨拶をし、生徒会役員よりお花を頂きました。

2年から7年と関わった期間は違いますが、私たちは勿来高校が大好きです!

勿来高校のことは絶対に忘れません。

これからは外から勿来高校のことを見守っています!

終業日

3月17日(金)

令和4年度終業日、終業式に先立ち賞状伝達式が行われました。

今年度は資格取得に積極的に取り組んだ成果が表れ、多くの検定合格者が賞状を受け取りました。

 

終業式では、マスクを着用の上、校歌斉唱を行った後、以下のような話がありました。

 

【校長より】

明日から春休みとなり、春休みが終われば、新しい学年での生活が始まります。

この節目に、1年を振り返って、反省すべきところがあればしっかり反省して、来年に備えてください。

 

自分を振り返る材料として、1年間の締めくくりに、勿来高校が育成を目指す生徒像を確認します。

1 互いの存在を認め合い自他の命を大切にする人

「多様性の尊重や共生」の部分ですね。

学校は、皆さんの生活の中で多くの時間を費やす場所で、人と人とが共通の目標を持って一緒に頑張る場所です。

一般社会の中では、その目標に、もっと多様性が出てきます。色々な価値観や考え方やライフプランを持つ、幅広い年齢の同僚と、その会社の目標を達成することが求められます。

まずは学校レベルの小集団で、互いの存在を認め合い、多様性を理解して、一緒に頑張る努力を重ねて行くことが、社会へ出る前の重要な訓練となるわけです。

広い視点で考えれば、国際関係の中にも多様性の理解やお互いの国を認め合う姿勢がとても大切です。

2 正義感や公正さを重んじる人

正義=道理、道徳にかなっていて正しいこと

公正さ=公平(判断が偏っておらず)で正しいこと

自分と他人の安全な生活や、豊かな暮らしのために、常に決まりを守ること。差別しないこと。つまり、校是の「自律」の部分です。

3 確かな学力とコミュニケーション力を身に付けた、地域に貢献できる人

校是の「知性」の部分です。

高校では、将来の就職や社会人生活を想定して、考える力や実行する力、いわゆる確かな学力など、皆さん自身が生き抜くために必要な力として養います。上級学校進学者も専門教育についていけるだけの学力をつけていく必要があります。

働いて収入を得るということは、社会のニーズに応えられるだけの能力を実につけていることが条件です。例えば、8時間の労働に耐えられるだけの体力がある、とか、職種によっては専門知識を持っているとかですね。そうでない人に給料を払ってくれる会社はまずないでしょう。

また、どのような職場でも地域の集団でも、人と関わりながら一緒に頑張ることが大前提です。話すのは苦手だなという人でも、ある程度のレベルのコミュニケーション力は必ず求められます。

春のインターンシップに希望を出している人が例年になくたくさんいると聞いています。就職に向けた意識が一層高まってきていることの証であり、たいへんうれしく思います。

3年生については、あと4ヶ月で皆さん向けの求人が公開されます。働くとはどういうことか、働くために何が必要か、この機会にもう一度振り返ってみましょう。

 

【教務主任より】

桜前線は南から北へ一歩一歩着実に進んでいき花を咲かせる。

そして花が散っても次の春に向けて開花の準備をし、休むことはない。

皆さんの将来も一歩ずつの積み重ねの先にある。

今年の3月1日、立派な卒業式だった。

皆さんも自分の3月1日に向けて良い新学期のスタートを切ってください。

 

【進路指導主事より】

世界は仕事で出来ている。

明るい挨拶や掃除、恒にロッカーがきれいであることなど、自分は楽に当たり前にできることでも、他人には難しい事かも知れない。

自分が楽にできる仕事を見つけよう。

 

【生徒指導主事より】

春休み、事故に巻き込まれないように。

特にSNSの使い方。

「悪いこととは知っているけどやってしまった」ということのないように。

4月10日(月)が始業式です。服装・頭髪検査があるので、しっかり準備をしてきてください!

卒業おめでとう!

3月1日(水)

第70回卒業証書授与式が挙行され、卒業生37名、創立以来12,804名が勿来高校を巣立ちました。

今年度の卒業式は「生徒・教職員は原則マスクなし」「来賓あり」「歌あり」「保護者の入場制限なし」と徐々に元の形に戻りつつあります。

晴れ姿を見るために複数名で参加してくださったご家庭もありました。

校長より代表生徒に卒業証書が手渡されました。

卒業生代表答辞では、3年前の春、新型コロナウイルス感染症が蔓延しはじめ、全員がマスクを着用して入学式に臨んだことや制限がある中でも工夫して文化祭や体育祭、修学旅行を行ったこと、先生方や家族への感謝、後輩への激励の思いが述べられました。

 

今年も立派な卒業式でした。

 

式終了後、保護者も教室に入り最後のHRが行われました。

教室には「黒板アート」が施されています。

各担任から卒業証書などを受け取りました。

ついでに成績票も。

生徒は廊下まで溢れた保護者に対し、これまでの感謝の気持ちを伝えました。

保護者はその様子をしっかり撮影していました。

何度でも見られますね。

終わりよければ全て良し!

今までの苦労全てが帳消しになりました。

お疲れ様でした!

卒業式予行

2月28日(火)

卒業式予行・表彰式・同窓会入会式が行われました。

入場から退場まで礼法・歌唱を含め繰り返し練習をしました。

今回の予行は全学年が初めての経験です。

3年生も昨年まで式に参加していなかったため緊張気味です。

 

表彰式では3年間の高校生活の頑張りが認められた者に対し表彰状や副賞が贈られました。

おめでとう!

 

同窓会入会式では、三國副会長より「税を納める社会人として、自分たちの収めた税金がどのように使われるのか政治に興味を持ち、投票に行ってください」と激励のお言葉をいただき、評議員の代表生徒に委嘱状が手渡されました。

これからは同窓生として勿来高校を支えてください。

よろしくお願いします。

式歌練習

1月24日(金)

新型コロナウイルスが流行してから、みんなで校歌斉唱する機会がありませんでしたが、今年度の卒業式では歌います。

卒業式としては実に4年ぶりの校歌斉唱です。

というわけで、本日は在校生が式歌の練習を行いました。

 

音楽の授業では、感染症対策を取りながら歌っていましたが、全体で歌う姿を見るのは私も初めてです。

 

「君が代」と「校歌」を練習しましたが、1回目から“おっ、なかなかいい声で歌えてる”と感じました。

 

しかし、うちの音楽教師は許しません。

「特に君が代、全然声がでていない! もう一度!」

 

声楽出身の音楽教師が一緒に歌うと、鳥肌ものの美声で、在校生の歌がかき消されます。

何度か練習を重ねるうちに、在校生もさらに声がでるようになっていました。

 

みんなで歌うって、いいですね!

第2学期終業日

12月20日(火)

長かった2学期も本日で終了。明日から1月9日(月)まで冬休みとなります。

さて、終業式では校長から各学年に対し以下の話をしました。

【3年生】

2学期の進路活動では、面接練習などを通して一人一人の成長を間近に見ることができて、大変感動しました。

夏休みの会社見学、9月16日に全国一斉に解禁となった就職試験に向けての書類作成。

進学では、各種上級学校出願に向けた書類の作成や、本番に向けた勉強、面接対策など。

いろんなストレスを抱える状況だったと思いますが、忙しい時期を無事に乗り切りましたね。

これから進路活動に向かう人たち。決意と勇気をもって向かってください。

自宅学習に入るまで、あと16日の登校。その間学年末考査も控えているので、勉強には怠りなく取り組んでください。

【2年生】

修学旅行面白かったですね。普段接することのない他の地域の文化に触れ、集団行動や宿泊生活をとおして学ぶことが多かったと思います。ぜひ今後の生活に生かしてください。

演劇によるコミュニケーション能力育成講座もありましたね。全3回で、様々な役割をこなしながら、他者の視点に立つ訓練をしました。これは大変貴重な経験です。

秋のインターンシップには8名の生徒が参加し、来年の準備をしてくれました。インターンシップは進路を考えていくうえでとても効果の高いものです。2年生は来年の春にもう一度参加するチャンスがあります。今回参加した人も含めて、ぜひインターンシップを体験し、自分理解を深めてください。

2年生の3学期は、3年生のゼロ学期と言われます。有意義な3学期にするために、冬休みを使って、今後のビジョンを描いてほしいと思います。

【1年生】

高校生活も約3分の1がもうすぐ終わります。慣れからくるいろいろな不都合はないですか。

2学期には、遠足、共生プログラムによるくぼた校の作業体験、その他の各種学校行事などを通して、集団行動を学び、多様性の理解を深めたことと思います。これから先輩の跡を継いで、勿来高校を盛り上げていくうえで大変重要な資質の一つです。来年頼りにされる先輩になれるよう、3学期に向けた活動・取り組みを冬休みから始めましょう。

 

最後に

人の立場に立って物事を考えられること、自分とは違う考えも尊重できることは、今後の長い人生において大変重要な能力です。これを身に付けるために、小学校・中学校でもいろいろな取り組みを経験してきましたね。

報道で知っている人も多いかと思いますが、COP15という国際会議が開かれました。地球規模の生物の多様性を維持するためにどうしていけばいいか、ということが話し合われました。

人間の社会も、多様性がないと維持できません。

地球規模ではなくとも、クラスの中の多様性、勿来高校の中の多様性、これは大切です。みんなの一人一人の個性が、クラスや部活動や勿来高校を作っていきます。自分とは異なる考えや行動を否定する社会集団では、そういう人たちに自分も否定されるということです。

いろいろな感じ方・考え方があって当たり前。大事なのは、その中でいかに妥協点を見つけて、みんなが生活しやすい集団を作っていくかです。そういう能力が、社会で活躍する皆さんには大変重要です。

1年がもうすぐ終わろうとしているこのタイミングで、一言でいえば、自分は自己中心的な言動をしていないか、1年生から3年生まで、もう一度そのことを振り返ってほしいと思います。

コロナの猛威が止まりません。冬休み中も、感染対策を万全にして体調管理に気を付け、

交通事故や事件に巻き込まれないよう、命を守る行動を心がけてください。

3学期始業式は、来年の1月10日(火)です。新たな気持ちへと切り替えができた皆さんと会えることを期待しています。

 

終業式に先立ち表彰式が行われ、勿来ゆめライトの採用者、勿来の関オリエンテーリングの入賞チーム・クラスへの表彰および漢検・数検の合格者への賞状伝達が行われました。

「勿来ゆめライト」の表彰は前回に引き続き、常磐共同火力株式会社 勿来発電所長 柏原様にプレゼンターを務めていただきました。

今年度初めて行われた「勿来の関オリエンテーリング」。

大会委員長(校長)から表彰状を受け取りました。

皆さん、おめでとうございます!

勿来の関オリエンテーリング

12月14日(水)

日本列島に今季最強寒波が襲来し日本海側は大雪の所もあるようですが、東北のハワイこと「いわき」は…

青空が広がり、紅葉も楽しむことができます。

 

そのような中、新イベント「勿来の関オリエンテーリング」が開催されました。

勿来の関公園内にある「吹風殿」の駐車場に各自集合。班ごとに問題を解きながら公園内を散策します。

上の写真が「吹風殿」。

「吹風殿」に初めて来た人?結構いるようですね。

今回のイベントは、地域探究活動も目的の一つです。

3学年そろって写真撮影。4時間のオリエンテーリング開始です。

公園内に設置されたQRコードを読み取り問題を解いていきます。

全32問、いくつ見つけていくつ正解できるか。

生徒の解答はすぐに本部に集められます。

問題を作成した先生方も、正解しているか否か気になります。

太平洋を臨む公園内には勿来に関する数多くの文学作品があります。

いくつ見つけましたか?

学年を越えた交流も生まれました。

チーム内で協力しながら問題を解いていきました。

ちなみに優勝チームは29/32問正解。

 

場所によっては電波状態が悪く、なかなか調べられなかったりうまく送信できなかったりデバイスの充電がなくなったりといったトラブルもあったようです。

ICTに頼るだけでなく、知識を頭に蓄え知恵を絞ることはやはり大切ですね。

 

今回は教員のICT研修として、グーグルフォームでの問題作成やQRコードの作成などに挑戦。各教科の問題の他、校長、教頭、事務、保健室まで先生方も相当頭を悩ませました。

生徒の皆さんは楽しむことができたでしょうか?

 

生徒も先生も皆さんお疲れ様でした。

避難訓練

12月6日(火)

西の山に雪が積もっています。

本日は第2学期期末考査最終日。

考査終了後、くぼた校と合同で避難訓練を行いました。

 

地震発生。

机の下に潜り頭を守ります。

 

続いて化学室から火災発生。

化学室から離れた経路を使い迅速に避難します。

本来は校庭が第一避難場所になりますが、雨天のため体育館への避難となりました。

 

校長から訓練の目的や避難の際の注意点、消火器の使い方等について講話がありました。

水害発生の場合は勿来一小へ避難することになります。

 

本日、寒い中での訓練となりましたが、冬の震災では低体温症による死亡リスクも想定されます。避難の際は防寒備品の準備も考えておかなければいけませんね。

体育大会2日目

10月27日(木)

本日も晴天に恵まれ、絶好の体育大会日和でした。

ラジオ体操も久しぶりにやると、日頃の運動不足を全身の筋肉や関節で感じることができます。

毎日運動している高校生にとっては、「どこに効くんだろう?」って感じなのでしょう。

私も昔はそう思っていました。

 

2日目の競技は「女子バレー」「男子バドミントン」「クラス対抗リレー」。

体育館の歓声が職員室まで聞こえてきます。

アターック!

お願いしまーす!

それっ!!

手作りうちわで応援もバッチリです。みんな頑張れー!

競技の〆は、くぼた校も参加しての「クラス対抗リレー」。完全燃焼の2日間でした!

体育大会開幕

10月26日(水)

爽やかな秋空の下、令和4年度体育大会が開幕しました。

開会式では、学校長から「昨年度の大会が終わってから1年間必死に準備してきたことと思われるが、仲間を頼れ、一人で突っ走るな」、生徒会長から「今日、明日の2日間だけは、勉強のことを忘れて楽しみましょう!」との挨拶がありました。

生徒を代表して体育委員長からの力強い選手宣誓。

全校生で準備体操。

3年生はクラスの壁を越え、最上級生としての意地とプライドを賭け、最後の体育大会に臨みます!

 

競技開始!

初日は「男子フットサル」と「女子バドミントン」が行われています。

明日は「女子バレーボール」「男子バドミントン」「クラス対抗リレー」が行われます。

みんな怪我のないよう楽しんでください!