学校長あいさつ

 本校は、源義家の和歌「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載和歌集)等にも詠まれた歌枕「勿来の関」跡の近くに立地し、全校生徒127名の小規模校であることを生かし、一人一人の個性を認め、きめ細かな教育を行うとともに、校舎をともにする福島県立いわき支援学校くぼた校との交流の中で、高校と特別支援学校高等部が学習や諸行事において「共に学び、共に生きる」を実践しております。

 また、生徒会活動において、駅周辺の環境整備や勿来海岸の清掃活動、地域安全協力隊としての活動などの地域に根ざしたボランティア活動を積極的に行っており、地域と共に歩む学校であります。

 本年度は、校是「知性と自律」の精神のもと、次の三点を重点目標として掲げました。

1 基礎学力を確実に定着させ、知性と教養を備えた人間を育成する。

2 基本的な生活習慣と自律性を身につけさせ、正しい判断力を備えた人間を育成する。

3 心身ともに健康で勤労を愛し、責任感と実行力を備えた人間を育成する。

 教職員一丸となって、生徒一人ひとりを大切にしたきめ細かな教育実践に努めてまいります。今後とも、本校の教育活動に一層のご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。

福島県立勿来高等学校 中野 茂

(本校の概略)

 本校は、1948(昭和23)年いわき市南部、勿来地区の若者達に夢と希望を与えるため、勤労青少年を対象とした定時制高校、岩城農業高校勿来分校として開校しました。

 その後、1953(昭和28)年には福島県立勿来高等学校として独立しました。普通科・商業科が相次いで設置されましたが、時代の大きな変化に対応して、定時制課程や商業科は募集を停止し、2007(平成19)年からは全日制普通科のみの高等学校として、現在に至っております。

 これまでに12,600有余名の有為な人材を社会に輩出しております。