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カテゴリ:学校紹介
いつでもおいで!
校長先生が、勿来高校に赴任されて1ヶ月余り経ちました。でも君たちに会ったのは10日に満ちません。
先生は万葉集を愛する文学青年。万葉集は、奈良時代の庶民から貴族、皇族にいたるまで、幅広い階層の人々が、
愛や恋、自然や郷愁を表現した日本最古の和歌集です。
最近では「令和」という元号の出典となったことでも話題になりました。
校長先生はおっしゃいます。「学校は生徒のためにある。生徒がいないとはじまらない」と。
先生方は君たちが学校へ通えるようになる日に備えて、日々の活動に余念がありません。
学校が再開されたら、ぜひ校長室に行ってみてくださいね。
校長室に掲げられた額。
「至誠通天」(坂本浅次郞氏揮毫) まじめに生きてさえいれば、必ず何かを成し遂げることができます。
校長室前には一鉢のカーネーションがあります。
母の日贈られることの多い花です。花言葉は色によってまちまちですが、共通するのは「愛」。
愛情あふれる家族想いの校長先生らしいお花ですね。
私の高校はこんなところ
いわき市南部勿来町。小高い丘を越えるとすぐに関東地方茨城県に行き着きます。
海岸沿いに開けた町。
しかし大きな川がゆったりと流れるデルタ地帯とは違い、海岸段丘に囲まれた狭隘な土地。
決して広い平地に恵まれないこの地で、太古の昔から、人々が生活を営んでいた。
学校の近くには縄文時代の貝塚跡や古代の菊多郡の役所跡、江戸時代の一時期、窪田藩もありました。
都会には校庭が作れず屋上で運動する学校もあります。子どもの中には野菜をスーパーでしか見たことのない子もいます。鮭は切り身で泳いでいる・・・。
歌枕ともなった「勿来の関」。関東と東北の境。都人はきっと未知の世界を思い浮かべたのでしょうか。
将来胸を張って、通った学校のこと、紹介してくださいね。
校舎南側を流れる蛭田川。昨年の大雨ではからくも氾濫を免れました。
耕作地を確保するためでしょうか。山際に人々が家を建て、生活を営んでいます。
その山と山の間に関東との交流の道があります。
第3回 高校生レシピコンテスト グランプリ獲得しました!
1月25日(土)いわき農林事務所主催の「第3回高校生レシピコンテスト」2次審査に
おいて、勿来高校1年生がグランプリを獲得しました。
今年度はいわき市産のトマト、きのこ、ネギ、Iwaki Laiki(米か米粉)を材料にした料理が
テーマでした。家庭クラブ・有志の生徒たちが毎年参加し、今回の受賞によって3年連続
のグランプリとなります。
「フレッシュトマトのなめらかミルクプリン」
生徒たちが放課後遅くまで、何度も調理やプレゼンの練習を重ねました。今回の結果は
その賜物だとおもいます。今回の経験を活かし、生徒たちがさらに学校生活を充実したものに
してくれることを願います。
つばめとの「共生」
いつの頃からだろう・・・。つい最近、登校途中にツバメの姿を目にするようになった。
気になって、ツバメの姿を目で追った。すると学校正面、職員玄関口へと飛んでいくでは
ないか。
そっと近づく。電球を覆う金属製の傘。その裏に隠れるようにツバメの巣が、ひっそりと
たたずんでいた。
「共生社会」に活躍する人材育成が本校校是。ツバメとも共生できる優しさを育みたい。