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2022年3月の記事一覧
終業日
3月18日(金)
今回の地震で被災された方々にはお見舞い申し上げます。
本日は第3学期終業日でした。
3月16日の大地震の影響で3月17日は全県立学校が休校となり、終業日が1日遅くなりました。
さて、終業式に先立ち行われた賞状伝達式では、「勿来ゆめライト」の採用者に常磐共同火力様より感謝状と副賞が贈られました。
次回は8月から11月の作品を募集しますので、生徒のみなさん多数の応募をお願いします。
終業式では校長先生を始め、各担当の先生方からお話がありました。
【校長先生】
昨日の地震、みんな無事で良かった。
「しない」と「できない」はどちらが良いか?
何も考えずに「しない」は無しだっ!
ロシアとウクライナの戦争に対し君たちは何かしたか?阿武隈の南の果てのそのかみの陸奥の門にある小さな学校からでも「何かできることはないか?」と考えることは大切だ。
修学旅行の経験から、2年生は1年生に核兵器の恐ろしさを伝えることはできる。
生徒会で何もできないか?何かできないか?一人ひとりがそんなことを考える春休みにして欲しい!
【教務主任】
春になると桜が咲く。
桜は前年のお盆から、一番暑い時期、一番寒い時期を乗り越え開花の準備を始める。
1~2ヶ月で出来ることは少ないが、半年かければ何とかなる。
みんなは、いつ、何をしたくて、どういう努力をしているか答えられる人になってください。
【進路指導主事】
「自分について知ることは難しい」と愛子さまもおっしゃっていたが、皆さんは自分のことを知っていますか?
やりたいこと、できること、すべきことについて等身大の自分で自己分析をすること。
いままでに出来たこと、うれしかったこと、失敗したことについて「何で?」と掘り下げて考えよう。
「社会に出る」ということは、社会に貢献すること。それで対価をもらう。
現2年生が就職試験を受けるまで約80日の登校日です。
「未来はすでに始まっている!」
【生徒指導主事】
春休みは自分を成長させる何かに取り組むこと。制服を着ていなくても勿来高校の大切な一員です。注意されたら「すみません」、優しくされたら「ありがとう」当たり前の事を当たり前にやる。
「自分のためだけに生きる」から「人のために生きる」への変換を。
新2年生は、後輩に後ろ姿を見られるようになる。新3年生は学校を引っ張る立場になる。
新1年生への生徒指導は「先輩方の姿を見なさい!」で終わる。
先生方の熱い思い、伝わりましたね。
最終授業
3月16日(水)
本日は令和3年度最後の授業日。
6校時目の1年生「社会と情報」、今年度でご退職される藤田教諭の最終授業となりました。
藤田先生が副担任を務めるクラスが当たるとは、これも何かの縁ですね。
最終授業は文書デザイン、町内会に配付するお知らせ文書の作成でした。
授業の最後には先生方も集合しサプライズで花束のプレゼント。長い教員生活のうち19年間を本校に捧げた藤田先生へ感謝を伝えました。
「勿来高校に何かあったらすぐに駆けつける!」
藤田先生からのお言葉を確かに受け取りましたので、今後とも宜しくお願いします!
本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした!
11年
3月11日(金)
14時46分、勿来高校及びくぼた校の職員で東日本大震災により犠牲になられた方々に哀悼の意を表し黙祷を捧げました。
入試業務で生徒休業日のため、生徒はそれぞれの場所でおこなってくれたと思います。
当時、私は磐農に勤務しておりましたが、それまでに経験したことのない大きく長い揺れでアスファルトの駐車場が陥没、校舎はまるで爆撃でも受けたかのような姿に。
それでも高台にある学校なので、津波から身を守るため地域住民が続々と避難してきました。雪が降る寒い夜でしたが停電だったため焚き火で暖をとり、発電機で1つだけ明かりを灯した暗い体育館で一夜を過ごしました。
平成23年4月22日、ほぼ無傷だった(ように見えた)勿来高校が磐農12クラスを丸々受け入れ、仮設校舎が完成するまでの間、計18クラスがこの校舎で共に学びました。
勿来高校の施設の充実ぶりに感動したことを今でも覚えています。
平成27年4月1日からは、くぼた校と校舎を共に学ぶことになりました。
今思えばあの大震災の時から勿来高校は共生を実践してきたのです。
東日本大震災から11年が経ち、少子化により次々と高校の統廃合が進められる中、本校は共生社会の実現を目指すインクルーシブ教育や個別支援教育、そして「福祉コース」の導入を柱に存続していくことが示されました。
勿来高校は創立80周年、90周年に向けさらにアップデートを重ねて参ります。
卒業おめでとう!
3月1日(火)
第69回卒業証書授与式が挙行され、卒業生48名、創立以来12,767名が勿来高校を巣立ちました。
高等学校にとって卒業式は最も重要な学校行事です。
しかしながら、今年も新型コロナ感染拡大防止のため「来賓なし」「保護者は各家庭1名まで」「国歌や校歌は演奏のみ」等様々な制限のなかでの挙行となりました。
校長式辞では、ロシア軍によるウクライナへの侵攻や11年前の東日本大震災、そしてコロナ禍で何を考えたか?との問いかけがあり、勿来高校の3年間で学んだ「当たり前の日常の脆さとその中で自ら考え行動に移すことの大切さ」を今後に生かすようお話がありました。
在校生で唯一式に参加した生徒会長から「先輩方は一番きつい仕事を率先して行うことで範を示してくれた。私たちもそうありたい」との送辞に対し、卒業生代表の蛭田さんから「一人では何もできなかった私たちも切磋琢磨する仲間が側にいてくれたおかげで成長することができた。特に少ない人数でも遅くまで練習に励み、県大会で3位になったバレーボール部の活躍は、やればできるという自信を私たちに与えてくれた」と答辞が述べられました。
とても立派な卒業式でした。
生徒たちが一番に感謝の気持ちを伝えていた担任の先生方、生徒の数だけ悩み、喜び、信じては裏切られ、そして再び信じ、を繰り返す毎日。3年間本当にお疲れ様でした。
準会員から正会員へ
2月28日(月)
1、2年生は授業に、3年生は予行・表彰式・同窓会入会式に臨みました。
入場から礼法指導、そして予行と明日の本番に向け確認作業を行いました。
「起立」、「礼」、イチ・ニイ・サンシ…「着席」
立つタイミング、お辞儀のタイミング、座るタイミング
立派な式にするためにしっかり練習しました。さすが3年生!
表彰式・同窓会入会式では、副会長の三國様、幹事の磐前様にご臨席賜り同窓会会長賞や体育文化後援会会長賞、記念品の贈呈を行っていただきました。
本日表彰を受けた皆さん。誠におめでとうございます!
本日の入会式を経て同窓会準会員から正会員へと昇格しました。
今後は創立80周年に向けて歩み続ける勿来高校のため、ご支援よろしくお願いします。