2022年12月の記事一覧

介護に関する特別連携授業

12月13日(火)

本日は「高齢者が生活の中で困ることってなんだろう」というテーマで福島介護福祉専門学校(二本松市)の鎌田恵子先生による特別授業が行われました。

対象は2年「生活と福祉」選択者です。

現在の高齢者は10~20年前と比較して、加齢に伴う身体的機能変化の出現が5~10年遅延しており、「若返り」現象がみられることから、高齢者の定義が75歳からに変更することが検討されているそうです。

我々教員も自身の健康について考え、アンチエイジングのための行動をとらなければならないとあらためて実感しました。

 

鎌田先生、本日はありがとうございました。

 

一方、3年「生活と福祉」では、ベッドメイキングの実習が行われました。

効率よく皺なくきれいにシーツを交換することは想像よりも大変でした。

先生のデモンストレーション。

手際の良さ、仕上げの美しさに自然と拍手がおこりました!

みんなもたくさん練習すればきっとうまくできるようになります。

お疲れ様でした。

合格体験談を聞く会

12月9日(金)

1、2年生が進路先を決定させた3年生から合格体験談を聞きました。

演題は「努力は人を裏切らない」です。

発表した3年生は、努力したことや苦労したことをありのままさらけだし後輩にアドバイスを送っていました。

1、2年生も積極的に質問するなど今後の進路について本気で考えているようでした。

面接の練習で何度もダメだしを受け一人悔し涙を流したこと、履歴書を何度も何度も書き直ししたこと、1年生の時に欠席が多くなってしまい希望の企業を受けられなかったこと、進学希望だったけど経済的な理由で就職に変更せざるを得なかったことなどリアルな体験を熱く語ってくれました。

しっかり原稿を書いて発表する者、KP(紙芝居プレゼンテーション)法を用いて問いかけながら話を進める者などそれぞれの個性がでていました。

 

発表終了後、「後輩に分かって欲しいと思って伝えたつもりだけど、本当に伝わっているかどうか不安です」という感想を述べてくれた生徒がいました。今回の発表を通じて教員の気持ちも少し共有できたようです。

 

発表者の皆さん、ありがとうございました。

共生プログラム

12月9日(金)

今年度3回目の共生プログラム、くぼた校の授業に参加させていただきました。

くぼた校の生徒から一連の流れや注意点を説明していただき、3つの班に分かれ作業学習を進めました。

 

くぼた校の作業学習は常に就業を意識した内容で、あいさつから報告・連絡、作業日誌の記入までしっかり訓練がされています。

 

まずは、あいさつの練習から。

「おはようございます」

「ありがとうございます」

「失礼します」

「すみません」

全員で唱和しました。

 

①ビルクリーニング班

この技術で本校の校舎はいつもきれいな状態を保っております。

 

②工芸班

クラフトのバッグやパンマグネットを作りました。

商品を手にするお客様のことを考え、丁寧に作業を進めました。

 

③製作班

さをり織り、くるみボタン製作、マスクケース製作、エコたわし製作を体験させていただきました。

 

作業終了後は作業日誌を記入します。

本校生にとっても働くとはどういうことかを身をもって体験する機会となりました。

うまく出来るか不安でしたが、くぼた校の皆さんが丁寧に教えてくれたり、褒めてくれたりしたので、とても楽しく作業をすることができました。

 

くぼた校の生徒の皆さん、先生方、本日はありがとうございました。

花いっぱい運動

12月7日(水)

地域学校協働活動の一環として花いっぱい運動(花が育む高校生と地域との交流支援事業)が本校を会場に行われました。

くぼた校、なこそ幼稚園、勿来ロータリークラブなどと共に地元窪田の商店や公園などにプランターの寄せ植えを設置し地域を盛り上げます。

まずはみんなで顔合わせ。

園児の元気のよさに自然と笑顔がこぼれます。

本校からは3年「発達と保育」の選択者が参加しました。

大人から子どもまでみんなで協力してプランターの寄せ植えを作っていきます。

高校生にとっては貴重な保育実習の機会にもなりました。

子どもたちにうまく教えられたでしょうか?

主催者の勿来まちづくりサポートセンター様をはじめ、活動に関係してくださった皆様に感謝申し上げます。

 

【参加団体】

・いわき支援学校くぼた校

・なこそ幼稚園

・勿来まちづくりサポートセンター

・勿来ロータリークラブ社会奉仕委員会

・窪田金融団

・窪田町商店会

・窪田町通婦人有志SUNの会

・勿来高校

避難訓練

12月6日(火)

西の山に雪が積もっています。

本日は第2学期期末考査最終日。

考査終了後、くぼた校と合同で避難訓練を行いました。

 

地震発生。

机の下に潜り頭を守ります。

 

続いて化学室から火災発生。

化学室から離れた経路を使い迅速に避難します。

本来は校庭が第一避難場所になりますが、雨天のため体育館への避難となりました。

 

校長から訓練の目的や避難の際の注意点、消火器の使い方等について講話がありました。

水害発生の場合は勿来一小へ避難することになります。

 

本日、寒い中での訓練となりましたが、冬の震災では低体温症による死亡リスクも想定されます。避難の際は防寒備品の準備も考えておかなければいけませんね。