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裏の裏の表・・・

1月26日(火)、今日から3年生学年末考査です。1校時「国語表現」、2校時「生活と福祉」・「ファッション造形基礎」、3校時「数学Ⅱ」にそれぞれ挑戦です。

欠席者もなくみんなそろってラストテストのスタートです。

 

ところで先日あるテレビドラマに「辻占」という言葉が出てきました。江戸時代に町の辻に立って占いをすることです。

人々が行き交う街角は、いわば当時のパワースポットです。道祖神が祀られ行き交う人々の安全を見守ります。

ただテレビは現代劇です。確かに昭和50年代頃の古い作品ではありますが、街頭ではなく、レストランでフォーチュンクッキーを食べる場面での台詞です。

 

つまり、この言葉は占いと同様に使っていたと想像できます。

 

さらにこの言葉を調べている内に「口裏」という語句に突きあたりました。この「裏」は「占」が由来だといいます。

意味は『言葉や、話し振りに隠されているもの。(小学館現代国語例解辞典より)』とあります。でも私にはどうしても解せません。

いわば本当にいいたいことや伝えたいことが「裏」であって「表」でないことに。

まあそうかもしれませんね。「占」は、自分が気づかないことを告げてくれます。

ならば「裏」は表現できなかった思いを表すのかもしれません。表なのか裏なのか、「口裏を合わせる」って難しいですね。

この日5時間目に2年生が英語の授業を受けました。辻井伸行さんに関する文章でした。

「心の目」で豊かさを味わう力。だからこそ彼の音曲は裏がないのでしょう。