今日の勿来高校

2学期が始まりました!

8月26日(金)

本日から2学期が始まり、始業式では校長から全校生徒に以下の話をしました。

1学期終業式で、夏休みの若者の事故の多さと、命を大切にした行動をおはなししました。

夏休み中、勿来高校の生徒に関する大きな事故がなかったこと、

今日、みんなが元気に登校してくれたことをうれしく思います。

 

2学期が始まるにあたり、3つのことを話します。

 

はじめに、心身の健康です

長い休み明けには、気分が落ち込むことや、体調がすぐれないなど、心身の不調をきたすことが多々あります。

それ自体は悪いことではありません。ただ、そういった時にはぜひ周囲の人に相談してみましょう。

長い2学期、それも、大事な活動や大きな行事を控えている2学期を乗り切るためには、心と体の健康はとても大事です。

 

2点目に、各学年に。

3年生は、進路活動を控えて、この夏休みも大変ではなかったかと思います。

一生懸命に活動してくれて感謝しています。

3年生には、進路活動をとおして、自己理解を深めることを期待しています。

具体的には、自分をより深く知ること、小中高のあいだに自分が何を実践してきたか、実績をしっかりまとめることの2つです。

進路活動を通して、一層の成長を期待しています。

 

2年生は、これから大きな行事を控えています。まずは、体調管理をしっかりとして、成功させましょう。悔いのない2学期を送ってください。

また、現在3年生が取り組んでいるように、来年の今頃は、自分と、自分の将来と向き合ってもらう時期になります。

今の3年生がどういった取り組みをしているのか、しっかり見てください。

 

1年生は、1学期のあいだに、高校での生活にずいぶんと慣れてきたと思います。

良い意味で習熟するのは大変良いことですが、悪い意味での慣れはトラブルにつながることも多いです。

2学期を始めるにあたり、慣れてきて、なんとなくやっているところがないかどうか、もう一度点検してください。初心忘るべからず、です。

 

最後に、新型コロナ感染症予防についてです。

報道等で知っているとおり、感染者数の高止まりが続いています。

いわき市は特に、県内でも感染者数が最も多い地域です。

基本的な感染症対策の徹底をしていきましょう。

具体的には、三密の回避、手洗い・うがい、マスク着用、です。

特に、マスクを外しての会話は厳禁ですね。お昼ご飯の時、要注意です。

感染すること自体は悪いことでは決してありませんが、感染しないことのメリットは大変大きいです。

学校の活動は心身の健康があってこそです。各自、自分の心と体を大切にして、感染予防に努めて、よい2学期にしていきましょう。

茶道合同発表会

総合文化部茶道班が7月12日(火)に市生涯学習プラザで行われた「いわき学校茶道連盟第51回合同発表会」に参加しました。

茶道班はこの日に向け、期末考査直前も関内先生(外部講師)ご指導の下、稽古に励んで参りました。

普段は学校の和室で活動しておりますが、市内各校と交流する貴重な機会となりました。

生徒も先生方も充実した表情です。

理科研究班活動

7月21日(木)、夏休みに入り、理科研究班は肥料プラスチックカプセル流出状況調査のため鮫川河口付近に出向きました。

6月に山田町の田んぼで見つかったのと同じものがあるのではないか?

仮説を立て、地道に探しました。

研究の結果は、後ほど発表します。

 

また、7月17日(日)に三春町のコミュタン福島で開催された「SDGsアカデミア」に参加してまいりました。

今回はオリエンテーションでしたが、地球温暖化やカーボンニュートラルなどSDGsについてしっかり考えることができました。

これからも理科研究班は様々な活動をとおして地球の環境保全に全力を尽くします!

夏休みの勿来

7月21日(木)

今日から36日間の夏休みです。

体育館では、男子が加わり賑やかになったバレーボール班が活動していました。

武道場では、袴を着け凜々しい姿の弓道班が稽古に励んでいました。

そして、除草作業をする生徒の姿も。

3年生は進路活動の合間に花壇の除草作業で気分転換をしていました。

それぞれが充実した夏休みを過ごし、一回り成長した姿を見せてくれることを期待します。

第1学期終業式

7月20日(水)②

本日で1学期が終了し、明日から8月25日(木)までが夏季休業日です。

終業式では、校歌演奏の後、校長・教務主任・進路指導主事・生徒指導主事からの話がありました。

【校長】

1 1学期のまとめ

・1学期の取り組みを整理すること。勉強、部活動、検定試験、ボランティア活動、日々の掃除、友達のため、家の手伝いなど一人ひとり頑張ったことがあるはず。「ない」という人は気が付いていないだけ。

・3年生は、勿来高校で何を学び身に付けたかを公の場で人に説明することが求められる。この機会に整理を。

2 参議院議員選挙

・選挙戦中に安部元首相が銃撃される事件が起きた。共生を目指す勿来高校の生徒として、人との関わり、社会との関わりをあの事件をとおして十分に考えて欲しい。

・答えが一つに定まらないといわれる現代社会、AIの普及による産業構造の変化、リアルとバーチャルが融合したSociety5.0の到来など変化の激しい社会においても、課題の解決に向けた人との対話や人との協働は変わらず大切なもの。どうしたら住みよい世の中になるか、共生という視点から考えられるのが勿来高校のメリット。

3 夏休みの過ごし方

・健康で安全に命を大事にして欲しい。

・新型コロナについて、第7波に突入している。個人でできる感染対策をしっかり行うこと。

【教務主任】

「人生というものは、その人が一人でいるときに何をしているかで決まる」(三遊亭円楽)

・一人でいる時は、声を出したり人に話しかけたりすることをしないため、自分と向き合うことになる。

・自分一人の時間を充実させられる人は、集団においても魅力的な人物になれる。良い時間の使い方を。

【進路指導主事】

・夢の職業に就いている人は全体の10%。

・夢の職業に就いていなくても、今与えられている仕事を頑張っている人は幸せ。

・小さい頃、仮面ライダーやプリキュアになりたいと思っていなかったか?かめはめ波が出せると思っていなかったか?夢は変わるもの。

・将来の夢がない人は外に出れば見つかると思いがち。

・やりたい事が分からなければ、自分のできることを頑張ればよい。

・A(当たり前を)B(馬鹿にしないで)C(ちゃんとやる)の努力ができる人はどんな道にいってもやっていける。

【生徒指導主事】

・夏休みの生徒心得をしっかり読むこと。ルールを守ることは、自分自身を守ることになる。事故、問題行動に巻き込まれないように。

・8月26日(金)は頭髪服装検査。「ある」と分かっていることに対して、しっかり準備すること。

 

良い夏休みを!

勿来ゆめライト表彰式

7月20日(水)①

終業式に先立ち、勿来ゆめライトの表彰式が行われ、8月から11月までのデザイン採用者に賞状と副賞が贈られました。

プレゼンターは常磐共同火力株式会社 勿来発電所長 柏原達之様です。

ちなみに、4月から7月の採用者に対しても昨年度第3学期の終業日に勿来発電所所長様より表彰していただく予定でしたが、3月16日の大地震の影響で叶いませんでした。

 

今回、無事に表彰式を行うことができ、うれしく思います。

介添えは、企画担当、常磐共同火力勿来発電所総務グループ地域交流サブグループの佐藤様にお願いしました。本校の優秀なOGです。

 

次回、秋頃に12月から3月までのデザインを募集しますので、たくさんの応募をよろしくお願いします。

勿来ゆめライト(7月)

7月19日(火)②

今月の「勿来ゆめライト」は3年の髙橋勇人さんのデザイン。

テーマは「七夕」。

「笹にかけられた短冊からだんだん空に向かって視点が上に行き、そこには織姫と彦星が居た。」というコンセプトです。

 

今年度、本校生がデザインを担当している「勿来ゆめライト」ですが、作品の審査は常磐共同火力様によって行われています。テーマは同じでも、そのコンセプトが採用にあたっての重要な要素になるそうです。

 

さて、8月から11月までの採用作品も決定しましたので紹介します。

 

8月・・・1年 芳賀 謙星さん(テーマ:いわき花火大会3年振りの復活)

9月・・・1年 榎内 怜那さん(テーマ:お月見)

10月・・・3年 阿部奈々美さん(テーマ:Halloween day!!)

11月・・・3年 島抜 美空さん(テーマ:ゆれるマリーゴールド)

 

どんなコンセプトで、どんな色が使われているのか?

お楽しみに!

介護に関する特別連携授業

7月19日(火)

本校では県立高等学校普通科における特色あるコース制の導入に伴い令和5年度入学生から「福祉コース」が導入されます。

今年度は、その先行実施ということで福島県社会福祉課および福島県老人福祉施設協議会と連携し、介護に関する特別授業が行われることになりました。

第1回目の特別連携授業として、2年選択「生活と福祉」を受講する生徒が「老人ホームってどんなところ?」という内容で外部講師の先生から講義を受けました。

講師は、ハートフルなこそ施設長の蜂谷千鶴様です。

特別養護老人ホームと養護老人ホームの違いや提供するサービスについて、職員が必要とする資格についてなど、介護現場の生の声を伺うことができました。

 

上記とは別に3年選択「生活と福祉」では、いわき市による出前講座「認知症サポーター養成講座」が行われました。

前回、出前講座で「VR認知症体験」を行っているため、本日の講座はすんなり頭に入ってきたのではないでしょうか。

本校生は高校卒業後、介護施設に就職し、実務経験を積んでから介護福祉士の資格取得を目指すというキャリアの重ね方をする卒業生が多いため、まずは地元の介護施設としっかり連携し、就職先の確保に努めてまいります。

そして、今後、福祉関係の専門学校や大学とも連携を図り、進学へも力を入れてまいります。

進路活動総力戦!

7月13日(水)

本校では、毎週水曜日を「一斉下校日」とし、部活動の休養日にあてています。

普段であれば放課後の教室には誰もいないはずなのですが…

3年生の教室では、勉強したり担任の先生に就職関係の書類をチェックしていただいたりしている生徒の姿がありました。

さらに、親子で求人票を確認している姿や応募前見学の書類を進路指導の先生に提出する姿などそれぞれの進路活動が行われていました。

保護者の方も自分たちの手から子どもが離れていく現実を受け止めようと葛藤しているようです。

勿来高校は、生徒・保護者・教員、みんなで戦っています!

VR認知症体験

7月12日(火)

3年選択「生活と福祉」では、いわき市役所地域包括ケア推進課様の出前講座が行われました。

講師は、認知症地域支援推進員の佐久間花菜様です。

認知症の方が実際にどのような世界で生きているかをVR(バーチャルリアリティ)体験することで、共感できるようにしようというのが今回の講座の目的です。

私もVR初体験をさせていただきました。

体験前は疑念を抱いておりましたが、360°仮想空間が広がり、認知症の方が見ている世界をリアルに味わうことができました。

レビー小体病による「幻視」を体験中。

VRゴーグルとヘッドフォンにより、仮想現実の世界に引き込まれています。

今回の授業を受けた生徒たちは、実際に認知症の方と接する際に共感を持ち、安心感を与えられるような接し方ができることと思います。

また、講義の中で知識・経験による「無意識の決めつけ」というお話がありました。

私たちも経験による決めつけではなく、人の話をよく聴き寄り添う対応ができる人間になりたいものです。

大変勉強になりました。