〒979-0141 福島県いわき市勿来町窪田町通二丁目1番地 電話 0246-65-2221(代表) FAX 0246-65-7474
連絡事項はありません
カテゴリ:学校行事
終業式
7月20日(火)
校歌演奏(新型コロナ感染防止のため)の後、校長先生よりお話がありました。
前列の4人が校長先生を取り囲み、それぞれどんな景色が見えているかを問われます。
前にいる生徒は校長先生と同じ景色を見ているため、2人は話が盛り上がります。
後ろの生徒には、ステージが見えています。
校長先生には見えていない景色です。
「自分には見えていない景色を見て意見を言ってくれる人を大切に!」
今度は取り囲む生徒が8人に増えました。
(みんな外側を向いているので、距離は近くても感染症対策はされています)
物の見方は成長と共に増えていく。
ブレない自分なんてありえない。
ブレるとは成長すること。
自分と違う意見に遭遇したとき、「嫌い、受け入れない」となるのではなく、その人がどういう景色を見てそう思っているのか想像力を働かせましょう。
教務主任からは、「全ての教科の基本は国語です。自分の一生を支えてくれる本を見つけましょう」との話がありました。
「1時間の読書をもってしても和らげることのできない悩みの種に私はお目にかかったことがない」(シャルル・ド・モンテスキュー)
進路指導主事からは、「ラーメンを食べるときのように進路も考えましょう」という話がされました。
しょうゆ?塩?味噌?とんこつ?どこの店で食べる?
お金は持ち合わせている?足りないからお金借りる?
お金借りた場合、返せる?
奨学金も借金です!
最後に生徒指導主事から、夏季休業中の生徒心得について、
チーム勿高の一員としてパブリックスペースでの立ち振る舞いに気をつけること、SNSの使い方等についてお話がありました。
他人の心に穴をあけないよう、楽しい充実した夏休みを過ごしてください!
賞状伝達式
7月20日(火)
本日で1学期が終了します。
今年度は、新型コロナ感染症の感染防止対策をとりながら、休校することなく学習活動を行うことができました。
感謝申し上げます。
マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスなどの「新しい生活習慣」にも慣れつつあります。
今後も気を抜かず、対策を続けていきましょう。
終業式に先立ち、賞状伝達式が行われ、バレー部、英検、漢検の代表者が校長先生から賞状を伝達されました。
大人になると、表彰されて賞状をいただく機会がほぼ無くなります。
今回賞状をいただいた皆さん。本当におめでとうございます。
防犯講話
4月16日(金)
本校体育館にて1、2年生を対象に防犯講話が行われ、
「青少年の非行の実態と防止について」という演題で、SNSや薬物乱用に関わるお話をしていただきました。
講師は、いわき南警察署生活安全課の塚村理恵子氏です。
SNSトラブルのきっかけや、だましの手口、実際の被害など例を挙げて分かりやすく教えていただきました。
ありがとうございました。
何で来るの?
交通手段?理由?文字だけだと真意は分からないですね。
対面式
4月12日(月)
本校体育館にて、1年生と2、3年生が対面、令和3年度初の全校行事が行われました。
これまでの伝統を引き継いできた2、3年生と新たな制服に身を包んだ1年生。制服は変われど、共に力を合わせ、新たな勿来高を作り上げて行きます。
続いて、校舎を共に学ぶ、いわき支援学校くぼた校との対面式が行われ、3種類の制服が一堂に会しました。
共に学ぼう 未来に向かって
まずは相手の気持ちを・・・(今年度最終回)
3月18日(木)3学期終業式、最後の日です。
ほぼ1年ぶりに体育館に全生徒が集まり、校長先生はじめ、多くの先生方から、お話がありました。私も最後に君たちに伝えたいことを書きます。
ウルトラマンはいるかもしれません。でも待っているうちに、怪獣に押しつぶされてしまいます。きっと隣にいる人たちと、力を合わせて行動した方がよいでしょう。
確かに一人ひとりの力はウルトラマンには及びません。でも、そんなちっぽけな力でも、何人、何百人、何千人と集まれば、きっと大きな問題を解決する術が見えてくるでしょう。
ところで、ウルトラマンは自分ひとりで思ったように行動することができます。ところが私たち人間は一人ひとりが、違う考え方を持っています。
時に憎み合うことすらある・・・。だから簡単に、みんながひとつになることができません。
容易なことではありません。すぐに実現できることでもないでしょう。でもね・・・、まずは隣にいる人のことを、大切に思う気持ちを、忘れないでくださいね。
時には意見があわないこともあるでしょう。そんな時こそ、まずは相手の気持ちを尊重してあげてください。
そうすればきっと、いつかあなたの気持ちも相手に伝わるはずですから・・・。
1年間ありがとうございました。
道・・・
3月1日(月)、令和2年度第68回福島県立勿来高等学校卒業証書授与式です。卒業生49名、創立以来合計12,719名が勿来高校を巣立ちました。
担任の先生を先頭に入場する一人ひとりの姿から、これまでのいろいろな表情がよみがえります。決して平坦な道のりではありませんでしたね。
でも君たちは諦めることなく、先の見えない、しかもでこぼこで、舗装されていない場所を立派に歩んできました。
道とは本来その様なものかもしれません。通常、目的地につながる経路を道とよびます。見通しがよくて整備されています。
標識があって、もめ事が起きないようにしてくれます。案内板もあるから迷うこともありません。
ところが人間は一人ひとり目的地が違います。だから他人が道を作ることができません。誰も整備や案内をしてくれません。自分で切り開くしかないようです。
振り返ってみてください。およそ18年間、君たちが創り上げた「自分だけの道」ができているはずです。立派でしたよ。
卒業おめでとう。君たちに出会えて幸せでした。
らしさ・・・
2月26日(金)、卒業式予行、表彰式、同窓会入会式と3年生が久しぶりに登校しました。
なかにはほんのりと色の変わった髪の毛、うっすらと肌に色のついた顔など、それなりに自分たちの生活を謳歌した片鱗が見える子もいました。
毎日この子たちと接していました。みんなかわいい子どもたち。それぞれに魅力的な素顔を見せてくれました。だからドレスアップの仕方も人それぞれでしょう。
大いに自分らしさを創り上げていって欲しいと思います。
ただ、卒業式だけは「勿来高校生らしさ」を、保護者ら来賓、そして何より自分たち自身に表現する場所です。
有名私立高校や国立大学附属高校なんて目じゃない、私たちらしさを見せつける場所です。
今日、予行練習で校歌が流れました。私はこの歌に誇りを持っています。君たちの歌声に涙を禁じ得ません。確かに普段はTRFを聴きます。
でも、ここ勿来高校にはこの歌がぴったりくるのです。
君たちは存在するだけで美しいことを忘れないでください。無理して他人と違う格好をしなくても、それぞれの美しさを私たちは分かっていますから・・・。
留まらず・・・
2月5日(金)、2年生がいわき市高校生就職支援事業の一環である「いわきの“職”体感ツアー」に参加します。四倉にある電子機器部品加工工場と、平にある乳製品製造会社へ向かいました。
新しい生活様式が求められる昨今、情報通信機器の需要は高まることでしょう。反面、時代が変化しても食に対するニーズは常にあります。
また「おうち」需要が高まっていることが報道されています。
美味しいものに、人々の目は注がれます。企業は常に社会状況の変化を敏感につかみ取って、経営方針や技術革新をせまられます。
学校も昨日紹介したように、変化が求められています。
私は思い浮かべます。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。(平家物語)」、
「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。(方丈記)」、「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。(奥の細道)」を。
友達との関係、生活環境、何よりも自分の心・・・。上手くいかないと何もかも嫌になることがあります。でもね・・・苦しみや悲しみもまた、いつまでも留まることはありません。
だから今日一日を大切にしてください。今日から明日への旅、君たちの変化につながります。
支え合い・・・
12月18日(金)、1年生は3,4校時に「共生プログラム」の一環として、くぼた校で作業学習を体験しました。
また2年生は5,6校時に進路ガイダンスとして、企業で採用を担当する方からお話を伺いました。
「挨拶ができる」「コミュニケーションがうまい」「やる気がある」
これが企業の求める人材だそうです。お話くださった企業は、製造業です。
しかし社員のおよそ3分の1は、高校の普通科出身だといいます。現場では、工業高校では扱うことのなかった機械も多く、ほとんどの新入社員に一から教えていくそうです。
その場面では、人と人とが知識や技術をやりとりすることが中心となります。挨拶されて嫌な思いをする人はいません。
また、言葉のキャッチボールがスムーズだと、作業もはかどることでしょう。さらに、仕事を「好きだ」という思いや「覚えよう」とする情熱が、技術の習得を早めます。
結果的に、効率が上がり、企業の生産性向上につながるのです。
では企業は高効率による利益だけを目的に、新入社員を求めているのでしょうか?仕事の成功は成果をもたらします。ではその成果とは何でしょうか。
私は2つあると考えます。1つは経済的成果。
もう1つが達成感。こちらは上司から褒められたり、同僚と共有できたり、家族に自慢できたりと、相手がともないます。つまり人の支えなのです。
企業はみんなで協力することで生産性を向上させます。だからこそ、支え合いながら働ける人を望んでいるのではないかと感じました。
地球は君たちで・・・
12月10日(木)、来週月曜日14日に避難訓練が行われます。この日は3年生に避難の練習をしてもらいました。
昨日まで全クラスに同じ講義が行われました。いつもの訓練とは違い「要配慮者避難支援」を行うためです。
これは災害時に高齢者、乳幼児、妊産婦、外国人、障がいを持つ方などとともに、安全に避難することを目的としています。
歩けない方は毛布で簡易担架をつくり10数人で慎重に運びます。
視力が十分でない方には、寄り添いながら一緒に歩行します。
耳の不自由な方には、筆記によって安心して避難していただくように配慮します。
1年生から3年生までの6クラスの生徒全員が、一生懸命に取り組んでくれました。
近年災害が多発しています。環境の変化でしょうか急な豪雨や洪水が散見されます。また日本列島周辺で巨大地震が起きる可能性が大きいとも取りざたされています。
そのような日本社会の現状の中、きみたちは近い将来社会に出ることになります。そこでは多様な人々と生活空間を共にします。
いつ何時、災害に見舞われるか分かりません。そんな時、ウルトラマンが来てくれればいいのですが、彼は忙しくてきてくれないかもしれない・・・。
だから、私たち一人ひとりが力を合わせて、1人でも多くの命を見つめていきませんか?私は思います。小さな正義が地球を救うと。