今日の勿来高校

介護保険制度について学びました

1年生が授業で介護保険制度について学びました。

講師に、いわき市介護保険課の方を招いて授業をしていただきました。

いわき市の高齢化率は、2000年は19.6%でしたが、2023年は32.0%に上昇しているそうです。その中で、支援や介護を必要とする高齢者は約21%でした。

 

介護サービスの内容や要介護認定について学んだあとは、実際にいわき市が訪問調査の時に使用している調査票を使っての学習です。

生徒たちは調査対象者になったつもりで、調査票の質問に答えてみました。

介護が必要な状態になっても、できる限り自立した日常生活を送るための支援がたくさんあることを学びました。

学習活動支援金授与

本校同窓会長の金成様から勿来高校といわき支援学校くぼた校に、学習活動への支援金が贈呈されました。

 

金成様から、

「くぼた校と勿来高校が同じ校舎を使うようになって9年目になった。普通校と特別支援学校が併設された先進的な学校である。勿来高校とくぼた校が両輪となって、地域や社会のために貢献してほしい。」と激励の言葉をいただきました。

 

両校長からは支援金に対するお礼とともに、

「くぼた校と勿来高校の両校が力を合わせて教育を進めていく。共生社会実現への流れを止めないようにしたい。」と述べました。

 

令和5年1学期始業式

着任式、始業式を行いました。

 

着任式では7名の教職員が生徒の皆さんに紹介されました。

始業式では校長先生から「多様性の尊重や共生」、校是の「知性」と「自律」についての話がありました。

始業式終了後、新入生を迎えるために入学式の準備を行いました。

準備万端です。

離任式

3月30日(木)

昨日、42名の令和5年度入学予定者と保護者を対象に新入生オリエンテーションを行いました。

今シーズンは全国的に桜の開花が早く、一足早く新入生を歓迎していました。

 

一方、本日は離任式。

まさに出会いと別れの季節です。

3年担任が両名とも異動することから多くの卒業生が駆けつけてくれました。

勿来高校でどれだけ先生方に面倒を見てもらっていたか、卒業生たちはちゃんと分かっているようです。

先生方もうれしそうでした。

退職・転出を合わせ6名の離任者が一人ひとり最後の挨拶をし、生徒会役員よりお花を頂きました。

2年から7年と関わった期間は違いますが、私たちは勿来高校が大好きです!

勿来高校のことは絶対に忘れません。

これからは外から勿来高校のことを見守っています!

終業日

3月17日(金)

令和4年度終業日、終業式に先立ち賞状伝達式が行われました。

今年度は資格取得に積極的に取り組んだ成果が表れ、多くの検定合格者が賞状を受け取りました。

 

終業式では、マスクを着用の上、校歌斉唱を行った後、以下のような話がありました。

 

【校長より】

明日から春休みとなり、春休みが終われば、新しい学年での生活が始まります。

この節目に、1年を振り返って、反省すべきところがあればしっかり反省して、来年に備えてください。

 

自分を振り返る材料として、1年間の締めくくりに、勿来高校が育成を目指す生徒像を確認します。

1 互いの存在を認め合い自他の命を大切にする人

「多様性の尊重や共生」の部分ですね。

学校は、皆さんの生活の中で多くの時間を費やす場所で、人と人とが共通の目標を持って一緒に頑張る場所です。

一般社会の中では、その目標に、もっと多様性が出てきます。色々な価値観や考え方やライフプランを持つ、幅広い年齢の同僚と、その会社の目標を達成することが求められます。

まずは学校レベルの小集団で、互いの存在を認め合い、多様性を理解して、一緒に頑張る努力を重ねて行くことが、社会へ出る前の重要な訓練となるわけです。

広い視点で考えれば、国際関係の中にも多様性の理解やお互いの国を認め合う姿勢がとても大切です。

2 正義感や公正さを重んじる人

正義=道理、道徳にかなっていて正しいこと

公正さ=公平(判断が偏っておらず)で正しいこと

自分と他人の安全な生活や、豊かな暮らしのために、常に決まりを守ること。差別しないこと。つまり、校是の「自律」の部分です。

3 確かな学力とコミュニケーション力を身に付けた、地域に貢献できる人

校是の「知性」の部分です。

高校では、将来の就職や社会人生活を想定して、考える力や実行する力、いわゆる確かな学力など、皆さん自身が生き抜くために必要な力として養います。上級学校進学者も専門教育についていけるだけの学力をつけていく必要があります。

働いて収入を得るということは、社会のニーズに応えられるだけの能力を実につけていることが条件です。例えば、8時間の労働に耐えられるだけの体力がある、とか、職種によっては専門知識を持っているとかですね。そうでない人に給料を払ってくれる会社はまずないでしょう。

また、どのような職場でも地域の集団でも、人と関わりながら一緒に頑張ることが大前提です。話すのは苦手だなという人でも、ある程度のレベルのコミュニケーション力は必ず求められます。

春のインターンシップに希望を出している人が例年になくたくさんいると聞いています。就職に向けた意識が一層高まってきていることの証であり、たいへんうれしく思います。

3年生については、あと4ヶ月で皆さん向けの求人が公開されます。働くとはどういうことか、働くために何が必要か、この機会にもう一度振り返ってみましょう。

 

【教務主任より】

桜前線は南から北へ一歩一歩着実に進んでいき花を咲かせる。

そして花が散っても次の春に向けて開花の準備をし、休むことはない。

皆さんの将来も一歩ずつの積み重ねの先にある。

今年の3月1日、立派な卒業式だった。

皆さんも自分の3月1日に向けて良い新学期のスタートを切ってください。

 

【進路指導主事より】

世界は仕事で出来ている。

明るい挨拶や掃除、恒にロッカーがきれいであることなど、自分は楽に当たり前にできることでも、他人には難しい事かも知れない。

自分が楽にできる仕事を見つけよう。

 

【生徒指導主事より】

春休み、事故に巻き込まれないように。

特にSNSの使い方。

「悪いこととは知っているけどやってしまった」ということのないように。

4月10日(月)が始業式です。服装・頭髪検査があるので、しっかり準備をしてきてください!