今日の勿来高校

第2学期期末考査

12月2日(金)

師走寒波が襲来し、昨日から北海道や北日本の日本海側では大雪や吹雪となっているところもあるようですが、勿来の空は見事なサムライブルーです。

サッカー日本代表(森保JAPAN)がW杯カタール大会でドイツ、スペインというサッカー強豪国を次々と破り1次リーグを1位で通過しました。

「キャプテン翼」世代の我々にとっては、とんでもない出来事です!

 

さて、そのような中、本校の生徒たちも昨日から負けられない戦いに挑戦しております。

強豪相手に何点とれるか?

それぞれ準備してきた成果をピッチ上で思う存分発揮してください!

“職”体感ツアー

いわき市が実施している高校生就職支援事業「いわきの“職”体感ツアー」(1学年…11月4日、2学年…11月22日)に行って参りました。

見学先は1年生がエリエールプロダクト株式会社と遠野興産株式会社、2年生がエリエールプロダクト株式会社と東新工業株式会社いわき四倉工場です。

遠野興産ではいわき産ペレット「温丸」の製造工程について見学させていただきました。

材料を無駄にしないSDGsの観点からも学ぶことができました。

毎年のように卒業生がお世話になっている遠野興産。

本当によく面倒を見て育ててくれる会社です。

 

東新工業いわき四倉工場は2020年に竣工したばかりの新しい建物です。

めっき処理の現場を見学させていただきました。

携帯電話や薄型テレビ、パソコンなどの一部として私たちの生活を支えています。

 

私たちの身の回りで良く目にする紙製品。

その吸水技術を体感しました。

今回、製造業の現場を見学しましたが、職場の雰囲気などは求人票だけでは分かりません。

今後も積極的に出会いを求め行動していきましょう!

11月22日(小雪)昼食後のオフショット。小春日和に気分も上がります。

守られるべき命

11月24日(木)

1年「家庭総合」では先週ご紹介した妊婦体験に続き、赤ちゃんを抱っこする実習をしました。

人形と分かっていても緊張します。

生まれたときから3kgぐらいあります。結構重いですよね。

落とさないよう慎重に次の人へ預けます。

 

みなさんにもこのような時期がありました。

守ってもらわないと生きられない存在です。

今日、ここまで大きく育ててくれた人たちに感謝ですね。

介護に関する特別連携授業

11月22日(火)

本日の3年「生活と福祉」の授業は郡山女子大学生活科学科の廣野正子先生による講義「災害と高齢者~そのとき、どうしたのか?東日本大震災の体験を聞こう~」です。

「避難しないことを選択した老人ホーム」と「避難せざるを得なかった老人ホーム」のそれぞれの対応について、これまで誰も経験したことのない状況の中でどのような判断でどのような行動をとったのか、お話をしていただきました。

 

前日の授業で車椅子移動の大変さを体験した生徒たちは、高齢者を移動させることの苦労を想像しながら真剣に話を聴いていました。

学校のスロープはなんとか自力で進むことのできる緩やかな勾配ですが…

スロープを上りきって校舎に入るときには誰かにドアを開けてもらわなくてはなりません。

 

高齢者をバスに乗せて知らない土地に避難しなければならないということがどんなに大変なことか…

 

廣野先生、本日は貴重なお話をありがとうございました。

インターンシップ報告会及び進路講演会

生徒会役員選挙終了後、インターンシップ報告会が行われました。

2年生のインターンシップ参加者が1、2年の各教室を回り、それぞれの体験を発表しました。

介護施設で行ったレクリエーションの様子を発表するなど度胸もついてきました。

 

中には、自分にこの仕事は向いていないのでは?と肌で感じた生徒もいたようですが、それを理解することもインターンシップの目的のひとつ。

仕事に自分を合わせアップデートさせるか希望職種を変えるか選択のときです。

 

一方、3学年では「君たちはどう生きるのか」という演題で進路講演会が行われました。

校長・進路アドバイザー・副担任よりそれぞれ人生の先輩としての経験に基づく貴重な話を聴くことができました。

3年生の就職希望者全員が内定を勝ち取り、4月からは勤労・納税という国民の義務を果たすべく社会に羽ばたきます。

本校では新規高卒者の早期離職が社会問題となる中、しっかり面倒を見てくれる会社とのマッチングを重視し進路指導を行っています。

それでも、人間関係や自分の力のなさに悩むときが来るかもしれません。

その時は、

・カウンセリングの活用や上司へ相談するなど一人で抱え込まない

・制度はおおいに活用する

・よくばらない

・生活のために頑張る

・1日1日、目の前に与えられた仕事に自分の精一杯の力で取り組む

・あるレジ打ち女性

といった本日の話を思い出してください。