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今日の勿来高校
コミュニケーションは多様・・・
9月7日(月)、今日は、先日2年2組で行われた、マチュピチュで栽培するならどのような植物を推薦するか、という授業が1組でも行われました。
柿、カボチャ、サツマイモにリンゴや大根、ニンジンと様々でした。保存が利いたり、料理のバリエーションが豊富だったり、
寒くても育てやすく多くの実の付けたりと、子どもたちの発想力に驚かされます。
なかでも今回筆者の目を引いたのはブロッコリーでした。最大の理由はイラスト。色鉛筆が描き出す食材たちが、消費者としての私の心をつかみます。
絵は実物に近いということがうまさの基準ではあるでしょう。でも、私たちの身の回りの看板や広告などを見てください。
そこには写実的ではないけれど、私たちの心をつかむものが表現されていたりします。
ブッロコリーは、この地の主食であるジャガイモやトウモロコシに合う食材で、何よりこの遺跡がある森を表現しているそうです。
コンセプトをイラストで表現する。それをクライアントが受け入れる。
これもコミュニケーション能力の1つです。
当たり前だから・・・
9月8日(火)、昨日過去最大級の台風10号が、沖縄や九州に上陸し、彼の地に大きな被害の爪痕を残しました。
昨年、9月9日のことです。台風15号により本校は休校しました。幸い生徒のみなさんや校舎などには大きな影響はありませんでした。
しかし終日常磐線は不通、千葉県では甚大な被害を及ぼしました。
このニュースを耳にし、一年前のことを振り返ります。電車は動くだろうか、学校は吹き飛ばされないだろうか、川の氾濫はないだろうか、何よりみんなの無事を!
不安な時間を過ごしました。その後も何度か台風が来ました。夜中に何度も携帯電話に防災メールが届いたこと。
家に帰ると停電でお風呂も食事もとることができなかったこと。どれも不安思い出です。その様なときいつも思います。平凡な生活に感謝しなければならないと。
人は時に傲慢になります。周囲の人、自然の恩恵など当たり前のように享受し生活できているにもかかわらず、あたかも自分1人で生きているような錯覚に陥ります。
そのとき、人は他人も自然も蔑(ないがし)ろにしてしまう。
ーー過去を振り返ること。それが後悔につながることがあります。私はできる限り前を向いて歩こうと思います。
しかし時に自分の歩んできた道をふり返り、確かめてみることで、人は人に優しくなれるのではないでしょうか。
9月8日朝7時頃の様子。
早めに学校にきて、勉強や今日一日の準備に勤しみます。
当たり前の毎日がいつまでも続きますように。
心の素振り・・・
9月7日(月)、沖縄や九州を、これまでで最大だといわれる台風10号が通過しました。台風の時期です。みなさんの暮らす地域のハザードマップをもう一度確認してください。
ところで、先日1年生が2週連続で進路ガイダンスを受けました。今回はハローワークさんの協力を得て、各クラスが教室で、講師の先生から講義を受けるという形態です。
講義の中で、企業がほしがる人材が紹介されました。圧倒的に「コミュニケーション能力の高さ」だそうです。
「笑顔」を忘れずに誰とでも意思疎通のできる力が望まれるようです。
でも、難しいですよね。例えば漢字は何度も書いて覚える、因数分解は繰り返し問題を解く、野球は素振りを何千回とする・・・。
このように何となく努力の方法が浮かんできます。また、その成果も、テストや試合の結果に出るため、確認しやすい。
ではコミュニケーション能力はどうやったら高まるのか?そもそもコミュニケーションとは相手との意思疎通を指します。方法は様々です。
必ずしも言葉である必要はありません。時に話さないことが意思表明になります。
私は思います。これに正解はないと・・・。ただ1つだけ言えることは、相手がいるということ。他人と交わることは時に煩わしさを伴います。
ただ、それこそが漢字の書き取りや素振りに当たるのではないでしょうか。
Now or Never・・・
9月4日(金)、2年生の保護者会が開かれました。議題は10月末に予定されている修学旅行と、3年次に選択できる科目の説明です。先生方も事前準備に大わらわでした。
前日6校時、3年生英語の授業に参加しました。先生の情熱を感じ取りたかったからです。最近失敗続きで心が沈みがちです。先生は授業の始まりに必ず英語の格言を教えてくれます。
今回は”Believe in yourself”
先生も心が折れることがあるそうです。そのような時に、自分が正しい判断し行動したことに自信を持とうと、心に言い聞かせるといいます。
とかく人は人の評価や世間の常識を気にします。時にそれに合わない自分を悲観します。
十人十色・・・。人にはそれぞれ価値観があります。大切にしたいものがあります。違うのが当たり前です。先生から教えてもらった言葉を胸に刻みたいと思いました。
授業の後半は、東大の問題を、グループで知恵を出し合いながら解くというものでした。聞いただけで怖じ気づきそうな問題です。でも挑戦してみると答えが見えてきます。
自分自身を信じること。チャレンジするための第一歩かもしれません。
思いをとどけるツール・・・
9月3日(木)、昨夜の雨のせいか蒸し暑い一日になりました。
ところで、本日は2年生英語の授業で、発表会がありました。内容は、世界遺産マチュピチュで栽培するなら、どのような植物がおすすめか、というもの。
たとえば柿。栄養もあり、干すことで長期保存できるという理由から、2つの班が提案しました。リンゴ。みずみずしくて、乾燥した高原地帯にはもってこいです。
なかでもとくに注目を浴びたのが、大豆とサツマイモでした。どちらも栄養価が高く、しかも調理次第でさまざまなメニューになり得ます。さらに腹持ちがよいことから、主食になります。
ただし、植物の効用ばかりが、2つの班が注目をあびた理由ではありません。
発表の姿勢ーー。つまり声の大きさ、視線や体の動きなど、英語で人に情報を伝えるのに必要な動作が「エクセレント」という評価だったからです。
以前このクラスは、地方都市について英語で発表を行いました。あれから数ヶ月がたち、表現力が増したことが伝わってきます。
確かに目と目で気持ちが通じることもあります。ただし、言葉で表現することで、さらに熱い思いを相手に届けることができます。みなさん、コミュニケーションが上手くなりましたよ。