今日の勿来高校

いつでもおいで!

校長先生が、勿来高校に赴任されて1ヶ月余り経ちました。でも君たちに会ったのは10日に満ちません。

 

先生は万葉集を愛する文学青年。万葉集は、奈良時代の庶民から貴族、皇族にいたるまで、幅広い階層の人々が、

愛や恋、自然や郷愁を表現した日本最古の和歌集です。

最近では「令和」という元号の出典となったことでも話題になりました。

 

校長先生はおっしゃいます。「学校は生徒のためにある。生徒がいないとはじまらない」と。

 

先生方は君たちが学校へ通えるようになる日に備えて、日々の活動に余念がありません。

学校が再開されたら、ぜひ校長室に行ってみてくださいね。

校長室に掲げられた額。

「至誠通天」(坂本浅次郞氏揮毫) まじめに生きてさえいれば、必ず何かを成し遂げることができます。

校長室前には一鉢のカーネーションがあります。

母の日贈られることの多い花です。花言葉は色によってまちまちですが、共通するのは「愛」。

愛情あふれる家族想いの校長先生らしいお花ですね。

 

私の高校はこんなところ

いわき市南部勿来町。小高い丘を越えるとすぐに関東地方茨城県に行き着きます。

 

海岸沿いに開けた町。

しかし大きな川がゆったりと流れるデルタ地帯とは違い、海岸段丘に囲まれた狭隘な土地。

決して広い平地に恵まれないこの地で、太古の昔から、人々が生活を営んでいた。

学校の近くには縄文時代の貝塚跡や古代の菊多郡の役所跡、江戸時代の一時期、窪田藩もありました。

 

都会には校庭が作れず屋上で運動する学校もあります。子どもの中には野菜をスーパーでしか見たことのない子もいます。鮭は切り身で泳いでいる・・・。

歌枕ともなった「勿来の関」。関東と東北の境。都人はきっと未知の世界を思い浮かべたのでしょうか。

将来胸を張って、通った学校のこと、紹介してくださいね。

校舎南側を流れる蛭田川。昨年の大雨ではからくも氾濫を免れました。

耕作地を確保するためでしょうか。山際に人々が家を建て、生活を営んでいます。

その山と山の間に関東との交流の道があります。

安心できる場所

今年も勿来高校の職員玄関入口軒先に、ツバメが巣を作りはじめました。

ツバメは外敵の少ない人間の生活する場所に巣を作るそうです。安全なのですね。

また、『ツバメが巣をつくった家には幸福が訪れる』といわれています。

奈良時代、大伴家持がツバメの歌をよんでいます。

昔から人とツバメは共存していたようです。(『万葉集』巻19 4144)。

君たちが集う勿来高校もまた、みなさんにとって安心できる居場所でありたいと思っています。

そしてみんなが集まることで、学校全体が幸福に包まれる・・・。みんなで創り上げていこう!

      まだ雛の姿やさえずりは聞こえません。もっか新居の建設中

登校日に・・・(その3)

休業中の登校日5月8日(金)の3時間目。休業中に学ぶことができなかった授業の内容を、家で自習できるようにとプリントにして先生方が配付。各教科の先生方がそれぞれのクラスを回って説明していきました。

 

不安はたくさんあるよね。でもふるさとの花の香りは、変わることなく君たちを迎えてくれます。

先生、教室、校舎。そして何より友だちも。

5月15日(金)次の登校日です。勿来高校はいつでもみんなのそばにいます。

先生方が課題を配付。先生方こそみんなに会えた喜びにパワーをもらいました。

登校日に・・・(その2)

休業中の登校日5月8日(金)の2時間目。体育館で行われる予定だった生徒総会と家庭クラブ総会が、

密着・密接・密閉を避けるため、各教室で行われました。

 

初めての試みで、事前に生徒会役員や家庭クラブ委員が先生から指導されながら、準備に励みました。

そして各クラスで役員や委員から説明を受け、意見をとりまとめる形式で進行。無事に全て可決されました。

 

「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。

             よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。」

 

流れゆく世の中。明日も同じ日がやってくるとは限りません。

どんな局面に立たされても、みんなの知恵で乗り越えられる。そんな経験でした。

事前に打ち合わせを行う生徒会役員と家庭クラブのみなさん。

まだみんなの顔もあまり知らないのに、前で話すなんて緊張するよね。

登校日に・・・(その1)

感染症拡大防止のため、4月20日(金)から続いている臨時休業。5月8日(金)登校日に、春ののどかな日和の下、

全校生徒は久方ぶりの邂逅を果たしました。

 

1時間目。ホームルームでは、担任の先生が休み中の子どもたちの様子を確認するとともに、今後の生活について

アドバイスをしながら、互いの存在を確かめ合っていました。

でも何よりも、「友だちに会えた」「みんなと一緒にいる」ことへの喜びが教室全体に満ちあふれていました。

 久しぶりのホームルームで、担任の先生から説明を受けています。

 

 

 

 

 

 

 感染症対策としてどのような生活をすればよいのか。

先生からアドバイスされました。

 

 

 

 

 

 満面の笑顔。その源は人と人とのつながりかな・・・

 

対面式を実施しました

4月10日(金)本校体育館にて、新型コロナウイルス感染症予防に配慮した形で対面式を行いました。

生徒会長からの歓迎の言葉をいただいた後、新入生よりお礼の言葉がありました。

対面式終了後に、くぼた校との対面式は新入生と生徒会のみで行い、部活動紹介も部活に所属している生徒

と生徒会、新入生のみの縮小した形で行いました。

今週からの授業も感染拡大防止に配慮し行って参ります。保護者・地域の皆様にはご理解とご協力のほど

よろしくお願いいたします。

令和2年度入学式

4月9日(木)本校体育館にて、令和2年度入学式が挙行されました。ご来賓並びに保護者

のご列席のもと、39名の新入生を迎えました。

今年度は新型コロナウイルス感染症予防に配慮した形での式となりました。

高校三年間はあっという間です。一日一日を大切にし、本校の校是「知性と自律」を実践できる

人を目指しましょう。

学校再開に当たっての教育長メッセージ

臨時休校開始から1か月以上が経過しました。福島県内でも新型コロナウイルス感染拡大する中ですが、

本校では、新型コロナウイルス感染症予防の取り組みを行いながら4月8日(水)の2・3年生始業式、

4月9日(木)の新入生入学式に向けて準備を進めているところです。

 

さて、4月3日付で福島県教育長より臨時休校に関するメッセージが発表されました。

ご確認をお願いいたします。 → 学校再開に当たっての福島県教育長メッセージ.pdf

 

PDF書類のため、開けない場合は福島県教育委員会ウェブサイト(https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/message2.html)より確認お願いします。

学校の臨時休校に関する教育長メッセージ

臨時休校から1週間以上が経過いたしました。先日3月11日は東日本大震災から9年目

であり、生徒の皆さんも改めて震災当時の生活を振り返り、日頃の防災への備えの大切さを

感じていることかと思います。

 

さて、3月12日付で福島県教育長より臨時休校に関するメッセージが発表されました。

ご確認をお願いいたします。

教育長メッセージ(児童・生徒の皆さんへ-学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-).pdf

PDF形式の書面のため、開けない場合は福島県教育委員会のウェブサイト

(https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/message.html)より確認お願いいたします。

また、同様の文書を近日郵送される成績票と共に送付しますので、ご確認いただければ幸いです。

 

第3回 高校生レシピコンテスト グランプリ獲得しました!

1月25日(土)いわき農林事務所主催の「第3回高校生レシピコンテスト」2次審査に

おいて、勿来高校1年生がグランプリを獲得しました。

 

今年度はいわき市産のトマト、きのこ、ネギ、Iwaki Laiki(米か米粉)を材料にした料理が

テーマでした。家庭クラブ・有志の生徒たちが毎年参加し、今回の受賞によって3年連続

のグランプリとなります。

「フレッシュトマトのなめらかミルクプリン」

生徒たちが放課後遅くまで、何度も調理やプレゼンの練習を重ねました。今回の結果は

その賜物だとおもいます。今回の経験を活かし、生徒たちがさらに学校生活を充実したものに

してくれることを願います。

 

未来の県知事選挙(2学年)

1月24日(金)5・6校時 いわき市選挙管理委員会・いわき地方振興局の協力を受け、

本校・くぼた校の2年生を対象に、未来の県知事選挙を実施しました。これは、DVD映像で

大学生の候補者の復興施策を聞き、県知事として私たち高校生の思いを実現してくれそうな

候補者に投票するという、選挙の一連の流れを体験する学習です。

 

学校内に投票所を再現し、受付ー投票ー開票を、生徒たちそれぞれが役割をもって体験しました。

 

選挙権年齢の引き下げにより高校三年生の中に有権者がいるようになり、さらに2022年には

18歳から成人とみなされます。勿高生たちが投票の形で自分の意志を示せる、立派な大人に

なってくれることを期待します。

シートベルト安全講習

12月18日(水)の5校時、3学年の生徒たちは、JAF様といわき南署様のご指導の下、

シートベルトコンビンサーに乗車し、時速5キロでの衝突体験を行いました。また、暗い

場所での反射材の効果を「リフレクBOX」で確認しました。

 

シートベルトの正しい装着方法は、日頃運転をしている大人でも意識することは少ないかも

しれません。

 

今回の講習は、自動車学校に通い始めた生徒にとって非常にタイムリーで、ドライバー

としての安全運転意識を高めることができました。

 

 

金冠塚古墳の見学(日本史B)

12月16日(月)2学年の生徒たちは、日本史Bの授業の中で、金冠塚古墳の見学に行きました。

髙木先生の解説によると、13人分の人骨が出土していることから追葬や重葬が行われていたと考え

られる円墳で、横穴式石室を持つこと、須江器などが出土していることから、「古墳時代後期」の古墳

だそうです。

 

古墳に建てられた鳥居の前で礼をし、お社に手を合わせた生徒たちは、横穴式石室の中をのぞき、

スケッチをとりました。また、古墳や途中の道路のゴミ拾いも行いました。

 

地域について学び、地域の美化活動も行う実りの多いフィールドワークとなりました。

パラリンピック競技の理解と体験(勿来・くぼた合同)

12月12日(木)の5・6校時 いわき支援学校くぼた校主催により 公益社団法人福島県障がい者

スポーツ協会 増子恵美様、丸山内雄大様をお招きし、障がい者スポーツの体験とご講演をいただきました。

 

勿来・くぼたの生徒が、6人1チームとなり、ボッチャを体験しました。東京2020パラリンピック

でも実施されるこの競技は、「床の上のカーリング」と呼ばれます。わかりやすくも奥深いゲーム性

を持つボッチャに、生徒たちは真剣に取り組んでいました。

 

その後、増子様よりパラリンピックの精神や成り立ち、ご自身が取り組まれていた車いすバスケット

ボール競技について、お話しいただきました。特にパラリンピックの父、ルードヴィヒ・グッドマンの

「失われたものを数えるな 残されたものを最大限に生かせ」は、生徒たちの心にひびくメッセージ

となりました。

福島県生徒理科研究発表会(理科研究部)

11月23・24日に、日本大学工学部で行われた「第32回福島県高等学校生徒理科研究発表会」

に参加してきました。

 

大会では「高校でも可能!?クラゲの飼育」というタイトルで、今年度より始まったクラゲ飼育の

経過についてポスター発表を行いました。丁寧な発表、質問への返答を行い、練習の成果を発揮

することができました。

3年生にとっては最後の大会となりました。今後は1年生の部員達に、先輩方の研究を受け継いで

もらうことを期待しています。

 

1学年”職”体感ツアー

11月15日(金)、いわき市が主催する”職”体感ツアーに参加してまいりました。一年生として

初めて参加する今回のツアーでは、エリエールプロダクト株式会社福島工場と遠野興産株式会社

岩石工場ならびに山田第二工場を見学させていただきました。

 

エリエール福島工場では、工場内の見学だけでなく、会社の概要や製造工程について、動画を用いて

説明していただき、さらにポリマーを用いた吸水実験も体験させていただきました。

 

遠野興産では、木材を加工製品化することで、地球温暖化防止の一役を担っているというお話を伺い、

社員の方たちの仕事に対する誇りとやりがいを感じることができました。また、本校の卒業生が

活躍している様子を実際に目にすることができました。

 

今回の”職”体感ツアーは、生徒たちにとって自分の進路についてより深く考える良い機会となりました。

2学年進路ガイダンス

11月15日(金)に、2学年を対象に進路ガイダンスを実施しました。今回の進路ガイダンスは、

生徒の進路希望に合わせて、大きく進学と就職に分かれて活動しました。

 

進学希望者は、希望する各分野の大学、短大、専門学校の先生に来校していただき、直接お話を聞き、

体験的な学習をさせていただきました。就職希望者は、ライセンスアカデミーの講師の先生から、

働くことの意義や就職試験に向けての準備、企業を選ぶ際に注目してほしいこと等の内容をお話し

していただきました。

 

来年の進路実現に向けて、貴重な情報収集の機会となりました。

2学年”職”体感ツアー

11月8日(金)、いわき市が主催する”職”体感ツアーに参加してまいりました。今回は

日産自動車株式会社いわき工場と株式会社ワンダーファームを見学させて頂きました。

 

日産自動車では、会社の概要や製造工程について、動画を用いてわかりやすく説明して頂き

ました。また、工場見学では普段見ることのできない工場の内部を見学させて頂き、エンジン

の製造工程について理解が深まるとともに、職場の雰囲気を肌で感じることができました。

 

ワンダーファームでは、トマト栽培に関する説明をして頂きました。トマトに対する様々な知識や

熱い思いを感じました。また、トマトの試食までさせて頂き、貴重な体験をすることができました。

 

今回の”職”体感ツアーは、生徒にとって今後の進路選択の参考になる有意義な時間となりました。

 

 

 

 

修学旅行最終日

最終日は、各家庭から久米島空港に集合し、離島式を行いました。お世話になった民泊先の

みなさんに感謝の気持ちを伝え、三線の音色に合わせて一緒に踊り、別れを告げました。

久米島空港を出発し、那覇で乗り継ぎ、羽田空港に到着しました。

その後は、バスで無事に勿来町に帰ってくることができました。

 

今回の修学旅行では、沖縄の離島である久米島に渡り、民泊を通して、人の出会いや沖縄の文化

を直に体験し、理解を深めることができました。今回、生徒たちが体験したことが経験となり、

財産になることを期待しています。

生徒が見せる疲れた表情の中にも、充実感が見られ有意義な修学旅行となりました。

最後に、今回の修学旅行でお世話になったすべての皆様に、感謝申し上げます。

ありがとうございました。

修学旅行3日目

今日の久米島は天候に恵まれ、海の色が透き通っています。

各家庭に分かれていた生徒たちが再び集合して、砂浜だけの無人島「はての浜」に向かいました。

はての浜では、シュノーケリング、バナナボート、グラスボートに分かれてマリンスポーツを

体験しました。今までに見たことない海の透明度の高さと、魚の多さに感動しました。

 

お昼は、イーフビーチホテルにて、久米島そばをいただきました。その後、ビーチでの昼休みを

はさんで、また各家庭に分かれて体験学習を行いました。

明日の朝は、久米島空港に集合し福島へ帰ります。

 

 

 

修学旅行2日目が終わりました。

フェリーに乗ること3時間半、無事に久米島の兼城(かねぐすく)港に到着しました。

港では、民泊先のみなさんに温かく迎え入れていただき、入島式を行いました。

その後、各家庭に分かれて体験学習を行いました。生徒たちは、パークゴルフや釣り、

観光名所を回り、一緒に夕飯を作るなど、充実した1日を過ごすことができました。

 

明日は、午前中にマリンスポーツ、午後は各家庭で体験学習を行います。

 

修学旅行2日目

2日目が始まりました。体調不良者も出ず、順調なスタートを切ることができました。

朝からフェリーに乗り込み、久米島を目指します。

修学旅行1日目が終わりました。

1日目の日程が終わりました。

 

首里城では、集合写真の撮影と城内を見学しました。

また、移動中のバス車内では、バスガイドさんによる三線(さんしん)と歌の生演奏が披露

されました。「ユイユイ」の掛け声とともに、車内の盛り上がりは最高潮に達しました。

その後、国際通りでの自由散策を終え、無事に全員がホテルに到着することができました。

 

明日は、フェリーで久米島に渡ります。

修学旅行1日目

9月25日(水)~28日(土)にかけて、本校2学年が沖縄方面へ3泊4日の修学旅行

に行ってまいります。昨日は無事羽田空港より搭乗、沖縄に到着しました。

航空機搭乗を待つ生徒達の様子です。

 

修学旅行事前学習発表会

9月20日(金)5・6校時に、本校2学年が修学旅行に向けて沖縄に関する事前学習の

発表会を行いました。

 

事前学習のテーマは、沖縄の歴史や戦争、地理や気候、観光に関するものなど多岐にわたり、

幅広い情報を得ることができました。また、いわき市や勿来高校について調べたグループもあり、

現地での情報発信につながることを期待しています。

 

実りの多い修学旅行となるよう、今回調べた内容は冊子にして沖縄まで持っていきます。

夏の恒例行事(理科研究部/サッカー部)

お盆前の8月9日(金)。理科研究部・サッカー部合同の水生生物調査会が行われました。

 

今年度は、四時川で水質調査を行っているため、水生生物調査も四時川上流で行いました。

かつては蛭田川に流れ込んでいたこの上流はまさに自然の宝庫。カワゲラやカゲロウの幼虫、

コオニヤンマのヤゴ、ヘビトンボ、ゲンゴロウの仲間など多様な生物が見られました。

調査終了後は、学校で収穫した野菜を使ったカレーパーティー。骨付きチキンがそのまま入った

豪快なカレーを合同で調理して食べました。さすがはサッカー部さん、「食べることも練習」と

3杯もおかわりしていました。

理科研究部・サッカー部合同の恒例行事。今年も事故なく楽しく行うことができました。

「学産学消」で流しそうめん

夏休み3日目。長雨もやっと終わり、青空が広がる昼下がり。理科研究部のみなさんが、

調理室で流しそうめんを楽しみました。

 

もちろんそうめんに添える野菜は、自分たちが学校で育てたもの。トマトやナスにキュウリ

・・・。日照不足にもめげずすくすく育ってくれました。当日は練習中のサッカー部員や

お世話になっている先生方もご招待。残念ながら動物にかじられたトウモロコシは、お店で

調達。のりや卵焼き、ツナ缶なども添えて、豪華な昼食になりました。

 

最近、地元でとれたものを地元で消費しようという「地産地消」が推奨されています。

さすがは本校理科研究部さん。それに見習ったか、学校でとれたものを学校で消費する

「学産学消」でみんなの心と体を満たしてくれました。

 

 みんなで育てた野菜を食材にします。   さすがは育ち盛り。そうめんが何度も追加されました。

 

 2種類のそうめん流し器。プールみたい!      食べ方次第で味も変わりますね。

駅前の古刹(こさつ)で芸術にひたる

1学期終業式を明日に控えた木曜日の朝。3年生美術選択者をつれて、駅前にある古刹に写生を

するために出かけました。

 

連日続く梅雨空。幸いこの日は雨にも降られず、壮麗な堂宇と仏様、かわいいわんちゃんなどの

生の「芸術」に浸ることのできたひとときでした。

 

   立派な山門から駅に続く町並みを       高台にある観音堂の前から町並みを

境内には大きな犬が・・・。かわいい姿を描きました。

地理の授業を校庭で

テストが終わった7月12日(金)3年生の「地理A」の授業。先生から意外な指示が。

 

「スコップとじょうろを借りて、校庭にいこう!」

 

生徒たちにスコップで山を作らせ、じょうろで水を注ぎます。行ったのは浸食作用を

再現した「実験」でした。

 

「山地が侵食されてV字谷ができる様子がわかったかな?」

「よくわかりました。」

 

生徒が自ら体験し、考える様子はまさにアクティブラーニングと言えるかもしれません。

 

和気あいあいと楽しみながら浸食作用についてイメージできた生徒たちは、教室に戻ると

集中モード。体験したことを再確認し、理解が深まったようです。

和と輪(茶道部)

茶道部では毎年、夏の合同発表会に向け、くぼた校の生徒さんや校内の先生方にご協力いただき、

大練習会を行っています。今年は7月4日(木)に行いました。

 

いつも静かな和室の玄関に人だかりが。理研部さんが七夕の飾りつけをしてくれていました。七夕は

奈良時代から続く日本の伝統行事。このことに合わせた七夕茶会が日本全国で開かれているそうです。

     本校生徒の他にもくぼた校のみなさんが、たくさんの願い事を書いてくださいました。

 

本校とくぼた校に来てくださっているチェイス先生もお茶会に参加してくださいました。とても

静かで和やかなお茶会となりました。

七夕飾りは7月12日まで、くぼた校の昇降口に置かせていただきました。短冊はこの後、神社に

奉納するそうです。

 

 

 

勿来海岸清掃

6月21日(金)の午後の時間帯に、本校2学年が勿来海岸の清掃を行いました。

 

勿来海水浴場の海開きに向けて、少しでも地域に貢献したいという思いから実施しています。

海岸に打ち上げられたごみを拾うことを通して、地域に貢献するとともに自らの心が磨かれた

良い機会となりました。

訪問合唱してきました(音楽部)

6月22日(土)に勿来町の ハートフルなこそ にて合唱させていただきました。

3年生3名という少人数ながら、暖かく迎えて下さいました。童謡の「赤とんぼ」

「ふるさと」などを利用者様と一緒に楽しく歌いました。

また、音楽部と理研部のコラボで作成したラベンダーの匂い袋をお渡ししました。

今回の経験をもとに、生徒たちの活動意欲が高まることを期待しています。

わくわく、どきどき!交流大運動会

 50メートル走に走り高跳び。ハードルやリレーなど高校で行われる体育祭では、「一番に

なれるかな」「恥かかないかな」とプレッシャーにおしつぶされそうになることもあります

ね。

 でもより体を動かすことを単純に楽しめるのは、子どもの頃に体験した運動会なのかも

しれません。玉入れに綱引き。力と力のぶつかり合い。心も体も燃え上がります。

 6月7日(金)にくぼた校と勿来高校が合同で運動会を開きました。両校の生徒が合同

チームを作り、一緒に汗を流しました。ブレイクタイムで流れるBGMに、生徒が踊り出す

光景も見られ、和気あいあいとした雰囲気に、窪田の地が包まれました。

 

 

つばめとの「共生」

 いつの頃からだろう・・・。つい最近、登校途中にツバメの姿を目にするようになった。

 気になって、ツバメの姿を目で追った。すると学校正面、職員玄関口へと飛んでいくでは

ないか。

 そっと近づく。電球を覆う金属製の傘。その裏に隠れるようにツバメの巣が、ひっそりと

たたずんでいた。

 「共生社会」に活躍する人材育成が本校校是。ツバメとも共生できる優しさを育みたい。

「土偶」現代によみがえる?!

先日お伝えした3年生 美術選択者による土偶作り。紙粘土による造形、水性絵の具による

着色をへて、現代によみがえりました。

 

縄文時代、当時の「アーティスト」たちはきっと、色のついた世界に発想を受けて創造した

はずです。

現代の「アーティスト」たちは、今の時代の感性を発揮しながら、いにしえ人の「祈り」を

再現しました。

 

クラゲ飼育開始!(理科研究部)

理科研究部では今年度から新たにクラゲの飼育を行います。

 

5月にアクアマリンふくしま 水谷精一様に高校でのクラゲ飼育の方法についてご相談しました。

水谷様のアドバイスを受けてクラゲ水槽の準備ができ、6月9日(日)に飼育実験用のクラゲを

いただくため、アクアマリンふくしまに行きました。

    クラゲの生活環・飼育法について学ぶ生徒達

    【右上】ギヤマンクラゲのポリプ(青)と稚クラゲ(赤)、【右下】クラゲを採集する水谷様

今回はギヤマンクラゲとクダクラゲをいただいてきました。飼育の成功を願ってます!

作業学習体験(1学年 共生プログラム)

5月31日(金)の3,4校時にいわき支援学校くぼた校の作業学習を体験してきました。

制作班とビルクリーニング班、クラフト班に分かれて、さをり織りや窓の清掃、パンマグネット

づくりを行いました。

 

【生徒の感想】

入学する前はくぼた校の生徒について分からなかったが、同じ校舎で生活するうちに、個性豊か

で自分の考えを相手に伝えようと努力していることが分かった。生徒一人一人が勉強熱心で自分

が苦手なことを克服しようとしていて、私もがんばろうと強く思った。

 

 

 

睡蓮の咲く中庭

中庭には小さな池があります。ちょうど先日、睡蓮が花を咲かせました。

ある情報サイトによると、ピンク色の睡蓮の花言葉は「信頼」だそうです。

多くの人が学び合い、助け合う私たちの校舎にふさわしい花だと思いませんか。

 

撮影した5月28日は、勿来高校の創立記念日です。何人かの生徒と先生が草むしりや

ゴミ拾いをしてくれていました。

 

にぎやかで暖かみのある「信頼」に裏打ちされた学校にしたいですね。

水質調査しました(理科研究部)

創立記念日(生徒休業日)を使って、理科研究部の3年8名は河川の水質を調査してきました。

 

理科研究部は10年以上にわたって蛭田川(びんだがわ)を対象として調査していましたが、

今年度は蛭田川の兄弟川として知られる四時川(しどきがわ)を中心に調査を行っています。

 

今回は新元号最初の水質調査。30℃近い気温の中でも、川辺は涼しく楽しみながら進めることが

できました。

 

    パックテストを使って様々なデータをとっています。

中流域にはスジエビが大量発生。少しきたない水の指標生物なので、汚濁が気になります。

次回の水質調査は6月中旬を予定しています。

 

尊重と助け合い・・・

5月27日(月)に、同じ校舎で学ぶ勿来高生と、くぼた校生とが合同で避難訓練を行いました。

火災発生の放送から、避難終了までおよそ5分。騒がず、焦らず落ち着いた態度で行動することができました。

 

でも本当に火災や地震が起きたら、慌ててしまうことも・・・。

勿来・くぼたの両校の生徒がお互いを尊重しながら行動していきましょう!

夏へ向けて

5月23日(木)から3日間の中間テストお疲れさまでした。その期間の放課後から、

各学級にエアコン設置作業をしています。

昨年の全国的な猛暑を受け、熱中症対策として福島県内すべての公立学校にエアコン

設置が進められています。今年の夏は涼しい環境で授業が受けられそうです。

また、カラスの拠り所となっていた校庭の大木を切り払いました。

これから動植物が活発に動き回る季節になります。彼らと上手に「共生」できるよう

学習環境を整えていきたいと思います。

 

もう朝か~(登校指導)

皆さんにとって朝はどのようなものですか?誰もが元気一杯迎えられるものではないのかもしれません。

「昨日嫌なことがあったな」 「宿題やってないや」 「眠いな~」

いろいろな思いを胸に一歩ずつ学校に歩を進めていきます。

そんな小さな一歩の積み重ねが、人生の大きな一歩につながりますからね!

      駅からスクールバスで通うみなさん

この日は登校指導。前日の大雨が嘘のように爽やかな朝でした。

昇降口前にある花壇には、トマトやバジル、ラベンダーが。理科研究部、音楽部さんが協力して育てています。

 

 

1学年共生プログラム

5月17日の5,6校時にいわき支援学校 くぼた校の瀧本分校長を講師に迎え、

第2回 共生プログラムを実施しました。

 

言葉を使わずに相手に自分の行きたい先を伝える体験、

アイマスクをして目が見えない状態で歩行する体験を行いました。

これらの体験を通して障がいが日常的に存在すること、環境整備や周りの手助けによって

その障がいを感じずに生活できることを学びました。

 

参加した生徒達は「共に生きる社会」の実現を目指していく意識が高まりました。

次回の共生プログラムでは、くぼた校の生徒とともに作業学習の体験を行います。

 

オリジナル土偶をデザインする

 3年生の美術選択者23名は、オリジナル土偶作りに励んでいます。

 土偶とはおよそ1万2千年前、1万年以上続いた縄文時代に作られた土の人形―。その特徴は、

女性をかたどったものが多いこと、体に模様があること、そして一部が壊されていることです。

前回、実在する土偶のデッサンから感じたことを生かして、今回は自分なりの土偶をデザインしました。

図鑑なども参考にしながら、デザインをすすめます。

貯金箱にスマートフォンケース・・・。実用的なものへ大変身。

中間考査が終わると、紙粘土を使った土偶制作に入ります。ご期待ください!

ストロータワーをつくろう

 5月17日(金)の5校時。2学年が「ストロータワーをつくろう」というテーマで、

総合的な学習の時間を実施しました。

「ストロー12本とハサミを使ってより高いタワーをつくる。ただし、30秒自立できなければ失格」

というルールのもと、各グループで取り組みました。アイディアを出し合いながら、

試行錯誤をくり返して、タワー作成に取り組む姿が印象的でした。

今日は教えません。

5月15日。2年生の数学Aの授業の冒頭、先生は宣言しました。

主体的に考え、行動することで、課題解決力を身につけるための学習です。

分かった人が、分からない人に教えることでお互いのより深い理解につながる。

さらに、この学び合いが、クラスとしてのチームワークを高め、お互いを理解し合うことにもつながります。

はじめはひとりで頭をかかえていた子供たち・・・。数名が1問目を解き終わると、

次第に「教えて」「どうやるの」と席を移動し学び合う姿が見られるようになりました。

分かったときはガッツポーズで、黒板に駆け上がる子も・・・。

熱気のある教室。眠たいなんて言わせない、そんな情熱のこもった授業でした。

3年生町内清掃!

5月10日(金)午後の時間を使って、三年生が町内清掃を行いました。

日頃お世話になっている学校周辺の皆様へ、少しでもお役に立てればと思っております。

 

おなかへったよ~!

今日は何を食べようかな?

パンにしようかな?

植田町にあるキムラヤさん。勿高生にとって懐かしい味。クリームパン、メンチパン、

チョコパン、焼き肉パンなどおいしいパンがたくさんそろっています。

それとも・・・

お弁当にしようかな!

勿来町にあるランチBOXさん。

唐揚げ弁当、ビーフカレー弁当、日替弁当、おにぎり弁当、のり弁などメニューも豊富です。

でも・・・

おにぎり持ってきたし・・・おかずだけ買おうかな!

勿来町にあるフードショップ市川さん。メンチ、コロッケ、ハムカツなど美味しいお惣菜が

そろっています。

勿来高校はお昼もにぎわっています!