カテゴリ:学校生活

インスタントシニア体験

12月15日(水)②

3、4校時の3年選択授業「生活と福祉」では、「インスタントシニア体験」と「車いす体験」の実習が行われました。

 

「インスタントシニア体験」は、高齢者の視点から社会を観察することで様々な問題を発見し、他者を思いやる心で解決策を考え、実行していくことを目標とした高齢者体験プログラムです。

高齢者体験用の装具をつけ、階段の歩行や車通りのある道路の歩行などを体験しました。

 

「車いす体験」では、段差や坂道などでの注意点や声かけの仕方などを学びました。

ワークルールセミナー

12月10日(金)③

5、6校時目、3年生がこれから就職するにあたりワークルールセミナーに参加しました。

前半は、福島県社会保険労務士会より講師をお招きし、社会人としての心構えとして「学校と会社の違い」「会社の求める人間像」「働くためのルール」「給料と社会保障」などについて詳しくご講義をいただきました。

義務を果たしていなければ権利は主張できない!

まずは、与えられた仕事をしっかりやるということですね。

 

残業代の計算方法など、我々にとっても勉強になる内容でした。

 

後半は、日本年金機構より講師をお招きし、年金について基礎から教えていただきました。

 

4月からは大部分の生徒が社会を支える一員としての義務を負う立場となります。

「おかしいな」と思ったときには、しかるべき所に相談できるよう、本日得た知識をおさらいしておきましょう!

共生プログラム

12月10日(金)②

3、4校時目に1年生の共生プログラムの一環として、いわき支援学校くぼた校の作業実習に参加させていただきました。

 

くぼた校では実習を実際の仕事として行っているので、真剣に取り組むことはもちろん言葉遣いなどについても指導がありました。

「制作」「ビルクリーニング」「工芸」の各班で、くぼた校の生徒さんから説明を受けながら一緒に作業を行いました。

制作(さをり織り)

 

ビルクリーニング(窓清掃)

 

工芸(クラフト)

 

出来上がった作品は商品として販売されることを知り、緊張感を持って作業に取り組んでいたようでした。

 

くぼた校の皆さん、ありがとうございました。

修学旅行結団式

12月10日(金)

2校時目に視聴覚室で2学年修学旅行結団式が行われました。

団長(校長)、引率者3名・生徒37名、計41名の修学旅行団が来週12月13日から3泊4日の日程で広島・大阪・京都に行ってまいります。

 

団長あいさつでは、「原爆」「USJ」「信仰」「寝ろ!」「感謝」の5つのキーワードでお話がありました。

 

そして、生徒代表の須釜さんが「行けるかどうか不安だったが、うれしい。旅行先で見聞を広げ、友人や先生方との交流を深めていく。4日間よろしくお願いします。」と団長にあいさつをしました。

 

仲間や保護者、受け入れ先の方々などへの「感謝」の気持ちを持ち、昨年修学旅行へ行くことができなかった3年生の分まで楽しんできてください。

手話教室

12月8日(水)

3年選択「生活と福祉」の授業では、いわき市社会福祉協議会様のご協力により手話教室が行われました。

講師は、いわき聴力障がい者会の石井静子先生といわき手話サークルの宮本桂子先生です。

 

耳が聞こえないと何が困るのか?

石井先生の問いかけに皆真剣に考えます。想像します。

「会話ができない」

「好きな曲が聴けない」

「電話ができない」

「足音が聞こえない」

「宅急便が来たときに分からない」

でも、「できないこと」ではなく「できること」は何かを考えることが大事なのです。

手話以外でも身振り手振りで会話ができるのです。コミュニケーションがとれるのです。

海外でだって通じます。

 

ということで、指文字や簡単なあいさつ、自己紹介の仕方を学びました。

 

使いこなせるようになるまでには相当の練習が必要だと思います。

 

生徒たちは覚えが良かったらしく、テキストを見ずに手話での自己紹介ができていて、講師の先生方も「若いってすばらしいわね」と感心しておりました。

 

石井先生、宮本先生、本当にありがとうございました。